XFN-ASIAによると、米自動車2位フォード・モーター系の米自動車部品大手ビステオンは26日、自動車各社の減産に加え、消費者の好みが燃費の良い車に移っていることを理由に、今年度の業績目標を達成できないとの見方を明らかにした。下半期の売上高は、57億ドルを売り上げた上半期を約10%下回るという。通期の最終利益見通しは今回発表されていない。

  同社は8月、2006年の税・利子・リストラ費用を含む特別項目を除いた最終利益見通しを、1億7000万−2億ドルに設定。売上高は110億ドルを予測していた。同社は来月、第3四半期決算を発表する予定で、今後の対応及び通期業績見通しについて発表を行なう見込み。【了】