電子レンジに料理を忘れる問題。「諦めない電子レンジ」の開発求む!
9月8日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、先日番組内で話題になった「電子レンジの中身取り忘れ問題」に関する反響のおたよりが多く寄せられました。電子レンジだけでなく、魚焼きグリルでも同じことが起こりがち。皆、同様に辛い思いをしているようです。
数日後にカピカピの魚が…
「まだこどもたちが食べ盛りの頃。魚焼きグリルで魚を焼いて、いざ食べる時に出すのを忘れてしまって。
『今日なんかおかずが少ないな』と思っても全然気づかず、気づいたのは何日か後の魚を焼く時。
魚焼きグリルを開けて初めてカピカピに干からびた魚を見てびっくり。しょっちゅうそんなことがありました。私だけでなくてよかったです」(Aさん)
電子レンジだけではなく、魚焼きグリルも「うっかり」が多く発生する場所です。
「一つのことに集中できなくて、煮物しながら洗い物をしたり野菜を刻んだり、大概3つのことを同時にするから、忘れることはありますね」(Bさん)
「わかるわかる!魚グリルの洗い忘れ。翌日『何かに匂うけど、なんだろう。ちょっと魚臭い…』で思い出しますよ。夏場はやばいです」(Cさん)
魚を焼いたあとのグリルの洗い忘れ。こちらも時間が経てば経つほど深刻な問題になります。
「わざと閉めない」の落とし穴
「魚焼きグリルの洗い忘れ問題。私はわざと閉め切らないようにしています」(Dさん)
確かに魚を取り出した後でグリルを半開きにしておけば、嫌でも目に入ります。しかし小高直子アナウンサーによると、この方法も万能ではないようです。
小高「私もそれやったことありますけどね。いろんなことやってる時にね、無意識に閉じてる時あります」
せっかく対策をしても、「いつもの状態」を保とうとする主婦の深層心理が「無意識に閉じる」という行動に走らせるのかもしれません。
「レンジの置き忘れ。その日や翌日ぐらいならまだいいですが、僕は独身時代の一人暮らしの時にやらかしました。いつ作ったか覚えのない肉じゃがが、レンジの中に入ってました」(Eさん)
考えただけで恐怖です。
見たこともないカビがびっしり!
Eさんのおたよりは続きます。
「想像してください。とんでもないことになってました。臭いはあまり感じませんでしたけど、ジャガイモの周りには見たこともない青色のミミズみたいなカビが覆いかぶさっておりました」(Eさん)
まさに地獄絵図…
「でも片付けなければならないので、息を止めて袋を二重にして外に出しました。あれは今思い出してもかなりきつい出来事でした」(Eさん)
小高「そのままにしておけば臭わないですけど。ポコッとゴミ袋に入れると、器との接着面はまだぬるっとしてますからね(笑)」
経験者は語る。
小高「臭いがそこで一気に押し寄せるんで、息を止めなあかんのです」
つボイ「パカッてやった時に、その表面にあった青色のものがボワンとなってまた上がってきそうな気もしますしね」
小高「器をどう洗っていいかがわからなくなるんで」
器をどうするか、ということもかなり大きな問題です。
「諦めない電子レンジ」待望論
「私も以前おかずを次の日まで忘れた経験があります。7年ほど前に買ったシャープの電子レンジは、開け忘れるとピーピーと音が鳴り教えてくれます。扉を開けるまで鳴っているので、おかげで置き忘れはありません」(Fさん)
確かに教えてくれます。でも…
小高「大抵の電子レンジちゃんはね、ある程度までいったらね、諦めます。諦めちゃう、あの子たち」
小高の言う通り、電子レンジは数回で呼びかけることをやめてしまうのです。
つボイ「最後まで諦めないぞ!っていう電子レンジを誰か開発してください。何時間でも鳴らし続けて」
小高「だんだん目覚まし時計みたいに、音が大きくなるとかね」
多くの人が経験してきた、電子レンジと魚焼きグリル問題。解決のカギは、中身がなくなるまで音が大きくなり続ける、目覚まし時計方式にあるのかもしれません。(minto)
つボイノリオの聞けば聞くほど
2023年09月08日09時44分〜抜粋(Radikoタイムフリー)