お腹に穴が空く?先端恐怖症の人が最も怖いシチュエーションとは
8月29日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマ「そういうの苦手!」には「とがった棒状のものが自分に向いている状態が苦手」(Aさん)というおたよりが寄せられました。いわゆる「先端恐怖症」のAさんに、「実は自分も」と同意する北野誠。北野が最も怖いと思うシチュエーションは、先端恐怖症の人ならではのものでした。
箸を向けられる恐怖
「食事会で、箸を相手に向けて指さすようにする人と向かい合うと、箸の先が自分の目を突いてくるようで恐怖を感じます。
そういう時は両手で箸先を包み込むようにガードしながら『怖いからこっちに箸を向けないで』と頼むと大抵止めてもらえます。アルコールが入った相手だと、その時は止めてもすぐに忘れてツンツンと何度も繰り返すので、諦めて席を外します」(Aさん)
そんなAさんの夫も、晩酌中に話が盛り上がると「そうそうそう」と箸先を向けてくるタイプなのだそう。
このおたよりに北野、佐藤実絵子、松原タニシの3人は「箸で人を指差すって最低ですよね」「マナー違反」と意見が一致します。
高速道路で出会いたくないトラック
北野「僕も先端恐怖症なんで苦手です」
松原「USJのターミネーターのやつ、めっちゃ怖いんじゃないですか?CGのピーンってくるやつ」
北野「T-2000のね。あれ最悪やで!あれも大っ嫌いや」
そんな北野が最も恐ろしいと感じるシチュエーションは「前のトラックが電信柱を運んでいる時」。
北野「人生で一番嫌な場面や。もし高速道路で紐かなんかが外れたらやで、そのままガラスから突っ込んで自分の腹に突き刺さって、後部座席までいくねんで」
電信柱を運んでいるトラックに出会うと、絶対に車線を変えるという北野。
北野「ものすごい嫌!もう大恐怖やで。外れたらどうすんねん、これ」
フロントガラスを突き抜けて…
電信柱の横の部分で固定しているだけに見えるので、なにかの弾みで抜けてそのまま自分の車に突っ込んで来たら…と想像してしまうというのです。
北野「フロントガラスを突き抜けて『ズボーウェー』って」
佐藤「お腹に穴空くやつ。マンガでよくある」
北野「身体が空洞になっていくやつやろ、あれ一番嫌や。車で走ってて、ホンマ一番怖くて」
佐藤「確かに怖いっすね(笑)。荷台に長いのは」
渋滞で車線変更ができず逃げられない時には、ハンドルを持つ手が震える程の恐怖を感じるという北野。
北野「先端恐怖症だから。気持ち悪いわ」
すぐ白状させる方法
北野「もし捕まって、T-2000みたいな尖ったものを目と目の間にやられて『言え』って言われたら、すぐゲロるよ」
北野に何かを白状させたい場合は、尖ったものを突きつけるのがベストということが判明しました。
北野「すぐ白状する。『とっておきの怪談言います!』とか」
松原「『おい、もっと隠してる怪談あるやろ!』」
北野「『すいません、これが一番怖い。犬神というタイトルなんです』」
笑うばかりの佐藤と松原に、北野は「みんな先端怖ないの?」と問いかけます。
パーソナリティとして致命的?
佐藤「私は先端はそこまでですね。特別怖いってことはないですね」
北野「もう俺は先端恐怖症のメールを読みながらも怖かったもん」
松原「マイクもこのふわふわが付いてなかったら怖いんじゃないですか?こんなの」
北野「確かにこれ抜いたらもうやばい」
ラジオ用のマイクは細長いため、風よけのガードの部分を外した姿は先端恐怖症の人には恐ろしく見えるようです。
マイクに恐怖を感じるようになってしまうと、ラジオパーソナリティとしては致命的かもしれません。
ラジオで「ゴボゴボ」
北野「いつこんなん『ええ加減にせえ!』ってボコーンっていって突き刺さって。後頭部から出てきて」
松原「それすぐイメージできる(笑)」
北野「『ゴボッゴボゴボ…』。『なんかラジオでまこっちゃんがゴボゴボ言うてるよ』怖いわ〜。めっちゃ怖いで、それ」
松原「突き抜けるんや、誠さんを(笑)」
結論。もしかすると先端恐怖症の人は、想像力が極端に豊かな人、なのかもしれません。(minto)