よしもと漫才劇場で笑った後はココ。“マンゲキ“所属芸人ビスケットブラザーズおすすめ酒場2選

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今、お笑い界で注目を集める〈よしもと漫才劇場〉(通称マンゲキ)所属の若手芸人に、オススメ&大好きなお店を聞きました。劇場近くのお店も多いので、公演で大笑いした後にぜひ!

原田泰雅 ビスケット ブラザーズ

後輩を連れておいしい店にも行くけれど大好きな“公園飲み”もまだ続けています。

きん ビスケット ブラザーズ

僕らを応援してくれる元先輩のお店は、何を食べても旨いんです。

元芸人の先輩が手がける蒲鉾専門店。珍しいし、東京の芸人にも喜ばれます。(きん)

のび〜るモッツァレラ638円。お昼時の取材ということもあり、卓上の料理を絶賛しながら見事に完食! 

よしもと漫才劇場は、人気店が集う裏なんばと呼ばれるエリアからも近く、お店も充実。ふたりによく行くお店を伺ってみると…。

きん劇場出番の合間だと、バランスの取れた定食が食べられる〈普通の食堂いわま〉、牡蠣ラーメンの〈NEXT〉、かすうどんの〈松屋〉、〈かつ丼吉兵衛〉。劇場周りは旨いもんが多すぎですね原田バゲットをスープにひたして食べるラーメン店の〈だしと小麦の可能性〉とかも旨いよなぁエビ、チシャ菜、海苔、酢飯を蒲鉾シートで巻いて。寿司の上のポテトチップスに見えるトッピングも、実は蒲鉾。ハチマルロール880円。ゴーヤ好きの原田さんが毎回頼む、ゴーヤチャンプルチーズのせ883円。

ところで、よしもと漫才劇場はこの春に人気芸人6組が東京進出。ビスケットブラザーズは劇場を引っ張る新たなリーダー的な存在になったのだが、おふたりの意気込みは?

きんロングコートダディさん、ニッポンの社長さんが右肩上がりに盛り上げてくれて、その状態を凹まさないように必死です原田先輩方はマンゲキを背負ってくれていたんですよね。でも、僕らは矢面には立つけど、若手も含め、みんなで楽しくやっていきたい。僕らは太っているけど、マンゲキはちょっと荷が重すぎますわ(笑)ハチマル蒲鉾 なんば千日前店

住所:大阪府大阪市中央区千日前2-3-33 カモンホテル1FTEL:06-6647-6608  日本橋営業時間:17:00〜1:00(24:00LO)日祝14:00〜22:00(21:00LO)定休日:無休

自家製のタラのすり身をその場で練って揚げる、出来たての蒲鉾が楽しめる専門店。蒲鉾の概念を変えるべく、お寿司やゴーヤと合わせるなどアレンジも斬新。店長の西村孝範さんはNSCでビスブラの1期上の元芸人。34席

ワインビネガーが味の決め手、酸味のあるペペロンチーノが絶品!芋焼酎のおいしさを知った店(原田)

薫製ベーコンペペロンチーノ850円。麺は東大阪のご当地麺・高井田ラーメンで使用される歯応えのある太麺を使用。セロリの浅漬けをトッピングして。原田さんお好みの焼酎。1杯600円〜。 きん次の世代もいかついですよ。カベポスター、ダブルヒガシ、天才ピアニストやフースーヤ、三遊間、ハイツ友の会、キャツミ、タイムキーパーと、全員がヤバいくらい面白いのでウカウカできない原田cacaoは面白いことをしたいという意欲がスゴイし、ゴエモン、うただ、オニイチャン、シスターなど、関西のコント師がめちゃ強くなっているのを感じていますきん今、名前をあげた芸人は、絶対賞レースの決勝に出てくると思うので、劇場に足を運んで、今のうちにチェックしておいてぶりあんさんの牛たんジャーキー400円。鴨肉やチーズなど、桜のチップで燻した自家製スモーク盛り合わせ700円〜。 the ババケン

住所:大阪府大阪市中央区千日前2-5-4TEL:090-7000-5864  日本橋営業時間:18:00〜2:00定休日:不定休

店主・馬場謙一さんが豊富な銘柄の中から色々試させてくれるので、焼酎初心者でも安心。一度食べるとクセになるペペロンチーノは、酸味を好むバングラデシュ人が教えてくれた、炒めるときにワインビネガーを加えるレシピを採用。ニンニクがガツンと効きつつ後味はさっぱり。7席

そろそろ12月の「M-1グランプリ」に向けて動き出す時期ですね。

原田M-1は漫才師の強さを感じる大会で、才能あるやつら、例えばさや香なんかを見ているといかにも漫才師だ!という感じがして格好いいんですよね。吉田たちさんもそう。マユリカも、マイクの使い方や立ち姿がいいけど、僕らはそうじゃなさすぎる。13年コントをやってきたけど、今後は僕らなりの漫才の形も見つけていきたいと思っていますビスケットブラザーズ

左・きん、右・原田泰雅(はらだ・たいが)/「キングオブコント2022」優勝。強烈なキャラやファンタジーな世界観のコントが持ち味。「第八回上方漫才協会大賞」で話題賞を受賞するなど、漫才でも頭角を現す。

よしもと漫才劇場って?

若手芸人のための劇場で、養成所を卒業した新人は、まず劇場所属芸人になるため切磋琢磨する。7月29日開催の「マンゲキフェス2023」の配信チケットを8月5日12時まで発売中!(視聴は同日21時まで)

photo : Akira Okimoto, Gen Hiraga text : Madoka Nishimura編集部 Hanako編集部

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No. 1223

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