フライパン、魚焼きグリル、七輪で生のウナギを焼き比べ!気になる結果は?
8月8日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)佐藤実絵子の情報コーナー「世界まるみえこ」では、生のウナギの「焼き比べ」をした佐藤が、その結果を報告しました。比べたのは、フライパン、魚焼きグリル、七輪の3種類。それぞれどんな焼き上がりとなったのでしょうか?
それっぽくなった串打ち
ある日、生のウナギを1キロ(4匹)2,500円で手に入れた佐藤。そんな佐藤がまず思いついたのは、「串を打ってみたい」ということでした。
「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」という言葉があるように、職人はウナギに串を打つまでに3年かかると言われています。「素人にはできないかな?」と思った佐藤でしたが、「意外とそれっぽくなった」といいます。
佐藤「皮に近くなればなるほど、身もめちゃくちゃ硬いんですよ。あまり深くないところを、波を打つように打つ」
今回手に入れたのが身が厚い三河一色産のウナギだったことも、串打ちが上手にできた理由のひとつかもしれないそうです。
ただこれは見た目だけの話。炭火で焼くのでなければ、串を打つ必要はないと言います。
フライパン焼きのポイントは?
ウナギの臭みをとるためにお酒を振りかけて、いよいよ焼き比べスタートです。
佐藤「結論から言うと、『焼き方でこうも変わるんだ!』っていうぐらい、びっくりするぐらい全部違うんですよ」
まずは最も手軽なフライパンから。
佐藤「フライパンの一番の特長は、めちゃめちゃ早く焼けます。スピード感です」
ポイントは、皮面を焼く前に、先に身を少しだけ焼いておくということ。「皮の焼き縮みで反るのを防げる」のだそう。
注意点は、タレを塗らずに焼いてから、最後にタレを塗るということ。
佐藤「接地面が多いので、タレを塗ったところはすごく焦げやすくなるんですよ。ある程度焼けてから、タレを塗って、返してをやるといいですね」
肝心のお味は?
佐藤「はっきり言って、十分美味しいです。ただ、あとの2つと比べちゃうと、味がちょっと落ちるんですよね」
一番ふわふわになる焼き方
続いては魚焼きグリルです。
佐藤「魚焼きグリルは、一番ふわふわになりました。すっごくおいしくて。七輪とはね、好みだと思います」
グリルの「切り身」コースで焼き、途中から開けてはタレを塗って、ひっくり返しを何度も。
「タレの焦げが足りない」と感じた佐藤は、その後「付け焼き」コースに変え、タレを塗っては返しを繰り返したので、意外と時間はかかったといいます。
弾力感がある締まった味
最後は七輪。
まずは炭をおこすところから。佐藤はこれが何よりも難しかったのだそう。さて、気になるお味は?
佐藤「弾力感が全然違うんです。他の2つとは。ギュッと締まってる感じかな。皮がパリパリになるので、東海地方のお店っぽい感じかもしれない」
つまり、ふわふわタイプのウナギが好きな人は魚焼きグリル、しまったタイプのウナギが好きな人は七輪がおすすめという結論に達しました。
佐藤「本当に違うんですよ!味というか食感が、感動するぐらい全然違うので」
まずは炭をおこすところからではありますが、「ぜひ挑戦してみてほしいですね」と語る佐藤でした。(minto)