浦和レッズ、鈴木彩艶のマンU入りが契約成立間近と海外報道「史上最も高価な輸出品の可能性」と20歳のスキルも高評価

ポテンシャルを高く評価される鈴木。マン・U入りとなれば注目度は高まる(C)Getty Images
浦和レッズ所属のGK鈴木彩艶がイングランドプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドから獲得の打診を受けたとのニュースが日本、そして海外で一斉に報じられた。日本の国内メディアの報道が発端となり、瞬く間に20歳のプレースタイルやこれまでのキャリアなどが欧州、米国内で大々的に扱われている。
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米スポーツサイト『sportskeeda』は現地時間7月6日(日本時間7日)、「ザイオン・スズキとは誰だ? マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂される20歳の日本人スターを紹介」と銘打ったトピックを配信した。
その中で、現在伝えられている契約内容にフォーカスしており、同メディアは「マンチェスター・ユナイテッドのスズキに対するオファーは、セルティックがヴィッセル神戸からキョウゴ・フルハシを獲得するために支払った金額450万ポンドを上回っている。したがって、このGKはJリーグ史上最大の売却額となる可能性があり、両クラブ間の交渉は正しい方向に進んでいる」と綴っている。
また、獲得を目指しているというマンチェスター・Uで長年に渡って正GKとして活躍したダビド・デ・ヘアが契約満了となるなど、チーム事情などに触れながら「ザイオン・スズキは第2ゴールキーパーとして入る可能性がある」と見込みを示した。
他にも、英メディア『United In Focus』は鈴木のプレースタイルに着目。「スズキのポゼッションに対する自信、空中戦での存在感、そして190センチの強靭な体格は、このアメリカ生まれのグローブマンを将来有望なGKにしている。彼が間もなく、日本のトップリーグ史上最も高価な輸出選手になる可能性があるのは当然のことだ」とGKとしてのスケールの大きさを強調している。
さらに、ロンドンを拠点とするニュースサイト『MailOnline』も鈴木の移籍について「6年間に渡ってマンチェスター・ユナイテッドが注視してきた日本人GKとの契約は間もなく完了する」として、イングランドの名門クラブへの加入が確実であると報じた。
Jリーグからサッカーの母国、ビッグクラブへのGKの移籍。現地でも大きく報じられている今回のニュースがもし実現となれば、20歳の若武者にとって大きな挑戦となることは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]