ジェナ・オルテガ主演のドラマ「ウェンズデー」のゼイヴィア役で知名度も人気も急上昇したパーシー・ハインズ・ホワイト。今年初め、性的暴行疑惑が浮上した。発端はSNSへの投稿。ある女性が、ホワイトと彼の友人たちがトロントでパーティを開催したとツイート。未成年の女性たちにアルコールと薬物を与えて性的暴行を働いたと告発した。これをきっかけに同様の投稿が続き、ドラマ「ウェンズデー」の視聴者からは彼の降板を求める声も上がった。最初のツイートは既に削除されている。

これに対してホワイトが初めて口を開いた。今週インスタグラムのストーリーに声明文を投稿した。ホワイト曰く「今年の初め、会ったこともない誰かがネットで僕に関する“デマキャンペーン”を始めた。そのせいで僕の家族はネットに晒され、友人たちは殺害予告を受けた」「未成年のときの僕の写真が使われ、役を演じている姿が憎むべき人物として投稿された。僕の友人のジェーンは被害者のような間違った姿で書かれた。彼女が誤解を解こうとしてもそれは無視されてしまった。ここで名前を出すことは彼女から許可をもらっている」。

ホワイトは「この噂はデマだ。僕が偏狭な人物だとか人の安全を顧みない犯罪者であるとか、そういうイメージで描かれるのは受け入れられない」と疑惑を全面否定。「こういった根拠のない有害な主張によって本当の被害者に対する不信感が生まれる。このようなデマがみんなを動揺させたことに胸を痛めている」。最後に家族や友人への嫌がらせを止めるよう訴えている。

「ウェンズデー」は今年1月にシーズン2の制作が決定した。ホワイトも続投する予定である。この声明で事態が収拾するのか、続報を待ちたい。