生保レディの友人の勧誘が強烈すぎて絶縁した女性

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生命保険会社に勤務している親戚や友人から、自社の保険に加入するよう勧誘を受けたことはあるだろうか。あまりにしつこく勧誘された結果、絶縁にいたったというエピソードが寄せられた。

石川県の60代女性(サービス・販売・外食/年収100万円)は、末娘が幼稚園のときに知り合い、20年にわたって交友関係が続いていた友人Aがいた。

ある時、その友人の夫が病気になったため、友人は生保レディになった。女性は「アンケートやDMは協力するけど、保険の勧誘は遠慮させてね」と念押ししていたという。(文:林加奈)

「アンケートやDMは協力するけど、保険の勧誘は遠慮させてね」と念押ししたが……

ただ、契約が欲しい友人のためを思ってか、上の娘が保険を検討していた際にAの生命保険を契約した。ところが「その会社は自動車保険も扱っていた」ため、掛け替えを勧められた。生保のみと断ったが、娘の更新時期に「しつこく連絡してきた」という。

「仕事中に連絡が来ても電話に出られないし、更新の掛け替えの用件とわかっているし、すでに断っている件なので娘は折り返しもしなかった。すると、私に『連絡取れないかな?』と言ってきた。娘は成人済みなので『家計が違うから親でも保険関係には関わらないわ』と断った」

やはりしつこい勧誘が始まってしまった。「嫌な思いをしたくないから最初に念を押したのに……」と、女性は落胆する。しかし、友人Aからの誘いはこれにとどまらなかった。

保険事務所のイベントに誘われた際、その日は仕事があったために断ったが、当日になって電話でまた誘ってくることもあった。「話をちゃんと聞いていなかったのか」と再びがっかりしたと語っている。

「やっぱり友人知人のつながりで保険ってやめた方が良かったなぁ〜」

友人Aの無神経なエピソードは他にもある。Aは夏の猛暑日にエアコンを切ったまま外出してしまい、飼い猫2匹を死なせてしまったことがあった。保険の書類の件で猫を飼っている上の娘の家に行ったとき

「上の娘は来客中だったから玄関内で用を済まそうとしたのに、『ニャンちゃん見せて』と上がり込み、死なせてしまった猫の話を平然としたと聞いた。来客と娘は『無神経にも程がある』と呆れてドン引き」

結局、友人Aは父親の介護のために仕事を辞めて実家に戻ることになったらしい。

「親しくしていたけど、もう無理だった。やっぱり友人知人のつながりで保険ってやめた方が良かったなぁ〜という経験をしました」

と、苦い経験談を綴っていた。

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