ツバが広いのに「アウトドア感が強すぎないハット」が、UV対策に大活躍してくれる理由

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日差しが強くなってきて、帽子が欠かせません。紫外線を避けるという意味ではツバ広めのハットが最強なのですが、アウトドア感が強すぎたり、リゾート感が強すぎたり実は難しいアイテム。そう思っていたら、絶妙なハットがありました。

さすが、KIJIMA TAKAYUKI

KIJIMA TAKAYUKI 「CORDURA SAFARI HAT」 18,700円(税込)デザイナーの木島隆幸氏が、前身のブランド「coeur」から2013年にブランド名を改めスタートした帽子ブランド、KIJIMA TAKAYUKI。セレクトショップ等でも取り扱いがあるので、持っている・聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。筆者もこのサファリハットが去年から気になっており、暑くなる前に取り扱いのあるショップで試着して購入しました。一見ごくふつうのハットなのですが、被ってみるといい意味で想像を裏切られます。日除け目的で被ったとしてもちゃんといい感じにしてくれる、ありがたいハットなのです。

細部までこだわりのつくり

KIJIMA TAKAYUKIは、“様々な事柄から伝わる時代の空気感を、独自の視点とバランス感覚で取り入れ、「スタイリングで生きるデザイン」”をコンセプトにしています。こちらのCORDURA SAFARI HATが素敵なのも、素材やシルエットなど細部までこだわって作られているから。素材はコットンナイロンウェザークロスを使用しており、ウレタンコーティングによるハリのある風合いが特徴的。思い切りのある広めのツバと深めのクラウンも、アウトドアブランドのサファリハットとは一線を画しています。ブリム(ツバ)はダーツ入りでアレンジしやすく、強い日差しを避けるために鏡のない屋外でサッと下げても雰囲気をキープしてくれるのは助かるポイント。内側のドローコードで、フィット感を調整したり、スタイリングに合わせて深さを調整することができます。ストラップを締めれば、風の強い日も飛ばされません。

海でも街でも

当初は、主に近所の移動時や海やキャンプでの使用を想定して購入しました。日傘は使わない派なので、ツバが広いことは必須。それと自宅で洗えること。この「CORDURA SAFARI HAT」はハンドウォッシュ可です。アウトドア感100%のハットなら所有しているものの、ふだん着に合わせると帽子だけ浮いている気がしてあまり出番がなく。その点は本当に絶妙!しかも、ご近所用のカジュアルなスタイルだけでなく、キレイめなスタイルにも合ってしまいます。ブランドサイトの商品ページによるとBLACK、GREGE、MOSS GREEN、KHAKI、NAVYの6色展開ですが、取り扱い店舗によって置いてあるカラーはマチマチな印象。筆者は迷いに迷ってKHAKIにしましたが、GREGEも洗練された印象で素敵ですよね。折りたためるので、旅行などもに便利そうです。逆に、防水など本格的なアウトドアスペックは備えていないため、登山などでの使用には向かなそうです。

少し大きめかも

ひとつ難点を挙げるとすれば、少し大きめというところ。筆者は頭回りが細いためアジャスターが付いていない帽子は、ゆるいことがほとんどなので仕方がないのですが……。対策として、市販の調整テープを内側に貼っています。

帽子ならKIJIMA TAKAYUKI

ファッションアイテムとしても、日除けアイテムとしても、いくつか持っていたい帽子。少しお値段は張りますが、CORDURA SAFARI HATは流行り廃りのないエターナルなデザインなので長く愛用できるはず。これひとつあれば、どんなお出かけシーンでもスタイリッシュに日差し対策ができてしまいますよ。

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