XFN-ASIAによると、イランのアリ・ラリジャニ最高安全保障委員会事務局長は11日、ウラン濃縮活動を2カ月間停止する見返りに、国連安保理での対イラン制裁に関する協議の全面停止や国内での核エネルギー開発の権利の確認などを盛り込んだ条件リストを提示した。これは、西側外交筋がオーストリアのウィーンで9、10の2日間にわたり行われたラリジャニ事務局長とハビエル・ソラナEU(欧州連合)共通外交・安全保障上級代表の協議について、AFP通信に明らかにしたもの。【了】

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