函館スプリントSに出走予定のトウシンマカオ(撮影:下野雄規)

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 トウシンマカオに注目したい。高松宮記念15着から巻き返し、重賞2勝目なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■6/11(日) 函館スプリントS(3歳上・GIII・函館芝1200m)

 トウシンマカオ(牡4、美浦・高柳瑞樹厩舎)は2歳時から頭角を現していたビッグアーサー産駒で、昨夏から1200m路線に切り替えると秋には連勝で京阪杯を勝利。今年の当面の目標だった高松宮記念では不良馬場に泣き15着と大敗を喫したが、ここで仕切り直しと行きたいところだ。鞍上は鮫島克駿騎手。

 ブトンドール(牝3、栗東・池添学厩舎)は昨年デビュー2連勝で函館2歳Sを勝ったビッグアーサー産駒。その後は阪神JF、桜花賞と王道路線へ向かい、勝利には至らなかったが、桜花賞ではあまり差のない9着と今後へ繋がる走りを見せた。負けなしの函館に替わり重賞2勝目なるか。

 その他、昨年のファンタジーS勝ち馬リバーラ(牝3、美浦・高柳瑞樹厩舎)、前走でダートの京葉Sを勝利したテイエムトッキュウ(牡5、栗東・木原一良厩舎)、1200mでは5戦4連対のキミワクイーン(牝4、美浦・奥村武厩舎)、フィリーズレビューで2着だったムーンプローブ(牝3、栗東・上村洋行厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時25分。