人生の大きな節目のひとつ「結婚」。2人で新たな人生を歩み始めるにあたり、結婚式を挙げるカップルが多いでしょう。しかし、あらゆるものやサービスの物価が上昇している今、結婚式にかかる費用も例外ではありません。これから結婚式を挙げる人は、物価上昇に対してどのような思いを抱いているのでしょうか。

約8割の人が、結婚式の開催は「できるだけ費用を抑えたい」

出典:くふうカンパニー「物価上昇による結婚式開催への影響に関するアンケート」

くふうカンパニーが「物価上昇による結婚式開催への影響に関するアンケート」を実施。物価上昇により、結婚式の開催内容に影響はあるか、結婚式を開催予定の人に聞いたところ、78.3%の人が「できるだけ費用を抑えられるように工夫をして行いたい」と回答。約8割の人が費用を抑えたいと考えていることが分かりました。

費用を抑える工夫は「持ち込みを増やす」「装飾や衣装をコストダウン」

出典:くふうカンパニー「物価上昇による結婚式開催への影響に関するアンケート」

結婚式の費用を抑える工夫をしたいと回答した人に、具体的にどのような工夫をするのか複数回答で聞くと「ムービーやペーパーアイテムなど持ち込めるものは手作りする」が最多で68.9%、次いで「装花や装飾などのランクを抑える」が61.1%、「自分達の衣装の着数や費用を抑える」が31.1%と続きました。できることは自分たちで行いつつ、限りある予算を有効に使いながら結婚式を挙げようとする様子がうかがえます。

オフシーズンの挙式でも、約8割の人が「構わない」

出典:くふうカンパニー「物価上昇による結婚式開催への影響に関するアンケート」

仏滅や真夏・真冬といったオフシーズンに結婚式を行えば、ある程度費用を抑えやすくなります。仏滅と真夏や真冬、それぞれの結婚式に抵抗があるか聞いたところ、いずれも半数を超える人が「身内や参列者が気にしないのであれば開催しても構わない」と回答。2割前後の人が「コストを抑えられるなら開催しても構わない」と回答しています。
オフシーズンに結婚式を挙げれば、費用を抑えることができるだけでなく、式場の予約が取りやすいというメリットもあります。

結婚式の費用を抑えるために、自分たちで準備できるものは自分たちで用意したり、装飾や衣装のランクや着数を見直したり、オフシーズンの開催を検討することもできます。また、少人数での式やフォトウエディング、最近は「オンライン婚」の需要もあり、遠方の人や高齢者も出席しやすいと人気です。限りある予算で何を優先したいのか2人で話し合い、後悔のない結婚式を挙げたいものですね。