元夫のケヴィン・フェダーラインとの間に息子2人、ショーンとジェイデンをもうけているブリトニー・スピアーズ。息子たちの養育権はケヴィンが持っているので、息子たちはケヴィンや彼の現妻ヴィクトリア、その子ども2人と一緒に暮らしている。とはいえ法律で母ブリトニーから無理やり引き離されているわけではなく、ショーンとジェイデンも母との生活を望んでいないという。ブリトニーは息子たちと面会する権利を持っているが、先月公開されたドキュメンタリー番組によると「息子たちは1年以上ブリトニーに会っていない」「メッセージにも返信していない」。ブリトニーのSNSでの行動を恥じ、反感を抱いていることが疎遠の一因だという。

雑誌『ピープル』の報道によるとケヴィンは先月初め、ブリトニーに「ショーンとジェイデンを連れてハワイに引っ越したい」と連絡した。ケヴィンは転居の理由について「自分のキャリアチャンスが広がる」「ヴィクトリアがハワイの大学に就職した」と説明している。ちなみにヴィクトリアは元バレーボール選手。ケヴィンはご存知の通り元ダンサーだが、ハワイに行くとどうチャンスが広がるのかは判明していない。

ケヴィンが引っ越したらブリトニーが今まで以上に息子たちに会えなくなるのは必至。でも彼女はケヴィンの要求を受け入れ、転居に同意したという。彼の弁護士のヴィンセント・カプランが同誌に認めている。

ブリトニーの弁護士で、彼女の成年後見制度を解除する立役者となったマシュー・ローゼンガートも新聞「ニューヨークポスト」に彼女が引っ越しに同意したことを認めている。長男ショーンが9月に18歳になること、次男ジェイデンもすでに16歳であることにも言及。もうすぐ成人年齢に達するため引っ越しは彼らの自由だと示唆している。

ローゼンガートが怒っているのはケヴィンや彼の弁護士がこれをマスコミに暴露したこと。特に弁護士のカプランがニュースサイト「TMZ」などに「ブリトニーが引っ越しを認めなかったら法的措置を取る」と発言したことを非難している。

ちなみに昨年9月、ショーンとジェイデンは新聞「デイリーメール」のインタビューに応じ母親との関係について話している。ジェイデンは「僕は母との問題が解決できると100パーセント思っている」「時間と努力が必要なだけだ。母が精神的に回復してくれればいいと思っている。母の状態がよくなったらまた会いたい」と発言、ブリトニーがメンタルな問題を抱えていると匂わせていた。最近長年疎遠だった母親と仲直りしたことをファンに報告したブリトニー。今度は息子たちとの関係を改善できる日がくるのか見守りたい。