ヘッドウォータースとマクニカが協業 「NVIDIA Jetson」を利用した「エッジAI」の企画から運用までを包括的サポート

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AIソリューション事業を手掛けるヘッドウォータースは、半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス・ソリューションプロバイダーのマクニカ クラビス カンパニーとの協業により、NVIDIA Jetsonを利用したエッジAIの企画から運用まで包括的サポートを提供すると発表した。
●エッジAI普及の課題
Society 5.0の実現に向けて、AI/IoTの社会実装に向けた取り組みが加速している。
IoT端末で取得したデータをクラウドのAIで処理する方式は遅延や情報セキュリティの観点で懸念があることから、GPUを用いたエッジAIの活用が不可欠になっている。その一方で、リテールやスマートシティにおいてはエッジAIを利用した実証実験が盛んに行われているが、大規模導入が伴う実運用フェーズでは多数のエッジAI端末に対する運用管理で大きな負荷を伴うことから、社会実装が広がらない現状となっている、また、このような課題を持つ企業に対してGPUと運用管理ソフトウェアを包括的にサポートできる企業が限られていることも、エッジAIの普及を阻む一つの要因と考えられている。
●ヘッドウォータースとマクニカの協業によるエッジAI導入・運用の包括的サポート
AIソリューション事業を展開するヘッドウォータースは、ソフトウェアのエンジニアリングに強みをもち、Jetsonに標準対応した高性能かつセキュアなエッジAIデバイス管理ソリューション「SyncLect Edge AI DMS」を提供している。
マクニカは、NVIDIAの正規代理店として様々な顧客のGPU導入を支援しており、GPU/ハードウェアに関する高い技術力とGPU活用のエコシステムを持っており、これら独自の強みを活かしたサポートを提供することにより、顧客のエッジAI導入プロジェクトにおいて、おもにJetsonを搭載したハードウェアの導入を支援している。
両社の協業により、両社が顧客のプロジェクトごとに最適な推進体制を構築しエッジAIに関わるプロジェクトの企画から運用までプロセス全体で切れ目のない包括的なサポートを提供することで、PoCから先のフェーズへ移行する際に起こる大規模運用の課題を解決し、エッジAIの実運用を検討するお客様がプロジェクトを最短で成功できるよう支援するとしている。

また両社は、この協業を通じて目前に迫る2030年のSociety 5.0が具体化された社会の実現に向けてAIの社会実装を支援するとも述べている。

●協業について両社のコメント
協業についてマクニカ クラビス カンパニー プレジデント伊藤啓介氏、ヘッドウォータース 代表取締役 篠田庸介 氏は次のようにコメントしている。

マクニカ クラビス カンパニー プレジデント 伊藤啓介 氏
当社は、NVIDIA社の正規代理店としてお客様のAIに関する様々な課題解決に取り組んでまいりました。この度のヘッドウォータース社との協業により、お客様のエッジAI実運用に向けた取り組みをさらに後押しできることを確信しています。
ヘッドウォータース 代表取締役 篠田庸介 氏
今後、小売店舗や工場のスマート化を実現するためには、NVIDIA社が提供する様々な高性能のGPU活用が必須となります。また、各業界におけるスマート化プロジェクトを円滑に進めるには、センサーやデバイスの一括管理、安定した供給など、様々なノウハウや高度な技術力が必要です。GPU/ハードウェアに関する高い技術力や運用基盤を有しており、グローバルでも実績があるマクニカ社と協業することで、当社のエッジAIデバイス管理ソリューションを更に強化し、社会のスマート化を加速的に推進いたします。