不倫相手は“娘と同世代”でした… 親子関係を壊した「不倫母のあやまち」【後編】

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両親の離婚を知らされた20代後半の優香さん(仮名)。さらに母親から長年の不倫を打ち明けられ、不倫相手との再婚を宣言されてしまいます。なかば諦めのような気持ちで再婚を認め、母親の幸せのために再婚相手との関係を構築しようと考えますが……。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、母親の再婚によって衝撃的な体験をした20代女性のエピソードをご紹介します。

母の不倫相手は娘と同世代

母親にお願いされ、母親の再婚相手である彼氏に会うことにした優香さん。なんと彼氏は自分と同世代だったそうです。母親が娘と同じくらいの年齢の男性と5年間も不倫をしていたと知り、さらに衝撃を受けたとのこと。

「それまで不倫相手の年齢の話は一切出てこなかったので、会ったときにはとにかく驚きました。話を聞くと、彼氏は自分の会社を立ち上げようとしていて、母も金銭面でのサポートをしているようでしたね。私は、再婚後の生活を安定させるために二人でいろいろと考えているのだろうと思った一方で、母がこの男性に騙されているのではないかと心配にもなったんです」

優香さんが母親に対し、彼に不安を感じていることを素直に伝えると、母親は「なぜ再婚を喜んでくれないの?」と激昂。さらには、数日後に母親の彼氏から優香さんに対して個人的な関係を誘うようなLINEが届き、唖然としたと言います。

母の不倫相手からまさかのお誘いが…

「母はおそらく彼が私をデートに誘ったことを知らなかったと思います。もちろん私は、彼からのLINEは無視をしました。何度か連絡が来たけれど、無視をしているうちにLINEは来なくなりました。そして母との関係もかなりギクシャクしてしまい、ほとんど連絡をとらなくなってしまったんです」

結局、母親の再婚を止めることができなかった優香さんは、そのまま母親と疎遠な関係に至ってしまったと話します。

「再婚の話も、入籍を済ませてから『結婚しました』って母からそっけないLINEがきただけです。私からは“おめでとう”を言う気になれず、『幸せになってね』とだけ返信しました。今ではすっかり母との関係は疎遠です。ただ唯一救いなのは、母からトラブルが起きたという話が入ってきていないので、それなりに安定した再婚生活を送っているんだろうなと思えることだけですね。このまま何もなく平穏な生活が続いていくことを切に願います」

「親の心子知らず」ではなく、「子の心親知らず」に陥ってしまう家族関係もあるのでしょう。離婚や不倫は当人同士のみならず他の家族にも大きな影響を与えます。それまで築いてきた家族関係が一瞬にして壊れてしまうために、新たな生活がスタートしても家族間の雰囲気が以前とは大きく異なってしまう話も少なくありません。

©kokouu/Bronek Kaminski/gettyimages

文・並木まき