モナコ公国のシャルレーヌ公妃は、装いに関してとてもチャレンジ精神が旺盛。常に変化しつつ、いつでもスタイリッシュかつ華やかなルックで、ファッション界の注目を集めている。公室のイベントに登場するときにはいつも、スマートさとクラシックな印象を巧みに掛け合わせたファッションで、多くの人の目を引きつけてきた。ただ、ベリーショートにしたプラチナブロンドのヘアは、ここ何年か変えていなかった。

その公妃が5月29日(現地時間)に行われたF1モナコグランプリの会場に、髪色をブルネットに変えて登場。多くのファンたちは、ブロンドヘアを辞めたその姿に、“驚いた”どころではなかったかも。

シャルレーヌ公妃はこの日、お気に入りのブランドのひとつ、アクリスのドレスで登場しました。裾が床に着くほどの長さのネイビーのシルクジョーゼットのドレスは、フロント部分にあしらわれたレインボーカラーのプリーツがアクセントになっている。さらに、ブルーのパンプスと、グラマラスなプラダのサングラスを合わせていた。

また、この日の夜にはレースの開催を記念したガラが催され、公妃は夫のアルベール2世大公とともに出席。このイベントには、ヴァレンティノのブラックとホワイトの大胆なカラーブロックのワンショルダードレス、そしてシャンデリアイヤリングとブラックのヒールサンダルを選んだ。

そして、ブルネットにしたばかりの髪はイブニングドレスに合わせ、なでつけるようにしっかりセットしたスタイルに仕上げている。

モナコ公室はこのところ、注目を集める話題に事欠かない。F1モナコGP開幕の少し前には、大公の甥たち(グレース・ケリーの孫たち)、アンドレアとピエールのカシラギ兄弟を含む4人が、モナコ公家グリマルディ家の起源を題材にした映画・テレビドラマの制作を発表している。

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