中国を中心にオンラインボードゲームなどを運営する博雅互動国際(00434/香港)が5月25日、2023年1〜3月期(第1四半期)の業績報告を発表した。前年同期比で若干の増益となるとともに、純利益が大幅に増加した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国を中心に「徳州撲克」(テキサス・ホールデム)などのオンラインボードゲームを運営する博雅互動国際(00434/香港)が5月25日、2023年1〜3月期(第1四半期)の業績報告を発表した。前年同期比で若干の増益となるとともに、純利益が大幅に増加した。
 
 23年1〜3月期の売上高は9522万人民元で、前年同時期の9152万元から4.04%増加した。このうち、ウェブサイトゲームの売上が2905万元(前年同期比0.79%減)、モバイルゲームが6617万元(同6.32%増)だった。
 
 当期における有料ユーザーは23万8000人で同10.86%減、1日あたりのアクティブユーザー数は126万6000人で同7.52%減、月間アクティブユーザーは475万8000人で同8.51%増となっている。
 
 会社株主に帰属する純利益は2865万元で、1317万元だった前年同時期の2.17倍となった。同社は大幅な増益について、売上の増加に加え、合弁会社への投資など金融資産の公正価値評価損が前年同時期に比べて減少したこと、利息収入が増加したことなどを原因としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)