GS最終節のイスラエル戦は1−2敗戦。悔しい結果に終わった。(C)Getty Images

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 U-20日本代表は現地5月27日、U-20ワールドカップのグループステージ(GS)第3節でイスラエル代表と対戦。前半終了間際の45+1分に坂本一彩のゴールで先制も、後半に2失点。1−2の逆転負けを喫した。

 リードを守れなかった。試合後のフラッシュインタビューで冨樫剛一監督は「自分のマネジメントに悔いは残ります」と無念さを滲ませる。

 セネガルとの初戦は1−0で勝利も、続くコロンビア戦は、イスラエル戦と同じく、先制後の2失点で1−2の逆転負け。3試合を終えて1勝2敗。勝点3の3位で終えたGSを指揮官はこう振り返る。

「何度も海外遠征を繰り返しても、ワールドカップの本番という戦いの強度、雰囲気、コンディションなど含めて、(その舞台に)立った人間にしか分からないことがたくさんある。それを選手たちは、どう消化して、成長していってくれるのか。そういうところに期待しています」
 
 思うような結果ではなかったはず。ただ、「日本代表として、いろんなものを背負って戦ってきた。そこは本当に感謝の気持ち」と選手たちを称え、未来を見据える。

「ここから先、彼らの続くサッカー選手としての道は、もっともっと、たぶん、やらなければいけないと痛感したと思います。また日本のサッカーをみんなで強豪国になるべく、みんなで進んでいければなと思います」

 GS突破の可能性は、まだ残されている。各グループ3位の上位4か国に入れば、ノックアウトステージに進出できる。他グループの結果を見れば厳しい状況ではあるが、次に向けて冨樫監督は「いろいろと考えておきます」とコメントした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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