画像は『ワイルド・スピード SKY MISSION』でのポール・ウォーカーさん
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 映画『ワイルド・スピード』シリーズでブライアン・オコナー役を務めた故ポール・ウォーカーさんの弟であるコディ・ウォーカーさんが、現地時間4月30日に誕生した第3子に“ポール”と名づけたことを、People.comに明かした。

 ポールさんは2013年11月、交通事故のため40歳の若さでこの世を去った。当時撮影中だったシリーズ7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION』には、弟のケイレブさんとコディさんが代役として参加。ブライアンは、彼らの顔をデジタル技術でポールさんの顔に置き換える形で描かれた。

 コディさんの妻フェリシアさんは、米・アリゾナ州で第3子となる男の子を出産し、二人はポール・バレット(“ベアー”)・ウォーカーと名づけたという。「今年の11月で兄ポールを失ってから10年が経ちます。私は、今がその時だと感じたのです」と兄の名を継承した理由を明かしたコディさん。「ケイレブと私は、共に子供がいます。兄ポールはポール・ウィリアム・ウォーカー4世で、その名は4世代まで遡ります。彼が父の身長を抜いた後でも、家族の間ではよく“リトル・ポール”や“ポール4”の名前で呼ばれていました。ポールという名前を継承することは、私にとって重要なことです」と語った。

 ポールさんのレガシーは作品にも受け継がれており、最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(公開中)では、ポールさんの娘メドウ・ウォーカーさんがカメオ出演を果たしている。また、主演のヴィン・ディーゼルさんは、来たるシリーズ完結編において、作品の中で生き続けているブライアンに本当のさよならを告げる時が訪れることを Total Film で予告している。(編集部・倉本拓弥)