メディア大手のパラマウント・グローバル<PARA>が上昇。アナリストが投資判断を「中立」に引き上げ、目標株価を14ドルに設定した。

 同社のフリーキャッシュフロー(FCF)が赤字であること、伝統的なビジネスが衰退していること、動画配信のパラマウント+はせいぜい4位か5位であるという見解から、同社に対してまだ懸念を持っている。しかし、もはや下振れリスクが上振れリスクよりもそれほど大きいとは考えていないと述べた。一方、強気のケースでは、財務的な圧力が同社に買い手を見つけさせ、株主が非公開の市場価値を達成するというものだとも語った。

 なお、同社の筆頭株主はバフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>で15%を保有している。

(NY時間10:25)
パラマウント<PARA> 15.08(+1.00 +7.10%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美