中小企業の発展などに取り組む栃木県中小企業団体中央会は25日、宇都宮市内で通常総会を開きました。任期満了に伴う役員の改選が行われ新たな会長が決まりました。

 栃木県中小企業団体中央会の新たな会長に就任したのは、これまで副会長を務めてきた横倉正一さんです。

 横倉新会長は、宇都宮市に本社を置き酒類や食料品の卸売業を営む横倉本店の社長です。

 また、4人いる副会長のうち駒形忠晴さんと膝附武男さんの2人が新たに就任しました。役員の任期は2025年の5月までです。

 一方、コロナ禍の厳しい社会情勢の中、2期4年にわたって会長を務めてきた斎藤高蔵さんは顧問に就任しました。

 中央会は今後、横倉新会長の力強いリーダーシップのもと、物価高など地域経済が直面するさまざまな課題の解決や中小企業のさらなる振興や発展につなげます。