インドで撃たれて血まみれに...、ではなくホーリー祭で色粉まみれの旅人

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インドで撃たれて血まみれに...、ではなくホーリー祭で色粉まみれの旅人

世界一周に出発したのが2014年だからこのコラムもかれこれ10年目ですが、執筆には相変わらず頭を抱え〆切には毎度追われています。

ChatGPTが流行り出してからと言うもの、AI知能で記事が書けちゃうんじゃないか的なことが言われていますが、私もその手でちょっとズルできないかしら......なんて思ったりなんかして。

【写真】『獄妻』とシンクロする!? マリーシャ・旅の軌跡

でもそれって不正には当たらないのかしら? そんな疑問を本人(ChatGPT先生)に投げかけてみました。

――ChatGPTを使って記事を書くのは不正ですか?

「ChatGPTを使って記事を書くこと自体は不正行為ではありませんが、ChatGPTを使って自動生成された文章には、著作権がある可能性があります」

なるほど、著作権あぶなっ。まぁどっちにしろ旅のコラムのゴーストライターをしてもらおうとしたところで、

「ChatGPTは、人間の思考や経験を持っていないため、自分自身が体験したことを代わりに書くことはできません」

と、バッサリ。加えて、

「ChatGPTを使って記事を書く際には、自分が実際に体験したことや、信頼できる情報源から得た情報を基に、自分なりの文章を作成することが重要です」

と正論を叩きつけられてしまいました。なので代筆は潔く諦めることにして......、しかし前回からChatGPT先生との絡みにけっこうハマっている私なので、それでは著作権に気をつけながら、今回もまた絡んでみたいと思います。

(※以下、ChatGPT先生の回答は要約や抜粋となります)


旅はAIにはできないリアルな体験だってことさ!

――『旅人マリーシャの世界一周紀行』をミス◯ル風の歌詞にして!

「Verse 1:

太陽の下 輝く地球を
飛び出した旅人マリーシャ
荷物は少なく 心はフル装備
誰にも期待されないから

Chorus:

出会いと別れ 繰り返す今日
全てが初めての 旅路
世界を歩き 人と繋がる
旅人マリーシャの世界一周」

か、かっこいい......!? ミス◯ルらしい韻を踏むような要素はありませんが、旅人をなんだか勇敢な戦士みたいに歌ってくれています。

荷物はバックパッカー界でも最小クラスの26リットルのリュックで確かに誰よりも小さかったし、明日死んでも後悔のないようにっていう気持ちで旅してたあたり、心はまさにフル装備。上手く描写されてて感激です。


26リットルのリュックで世界一周!パッキングの天才と呼ばれました

それにしても「誰にも期待されてない」とか、案外キツイことを言ってくれるじゃない。ただ、もっと辛辣なものといえば、やっぱり「2ちゃん」?

――『旅人マリーシャの世界一周紀行』を「2ちゃん」風にディスって!

「マリーシャの感動ポーズ写真には笑える。まるで観光地の看板モデルみたいで気持ち悪いんだけど #ポーズ写真 #笑える #気持ち悪い」


例えばウユニ塩湖で撮ったベタなトリックアートとか?

「世界中の絶景写真ってどうせ加工してるんじゃないの? 現地の雰囲気も伝わらないし、信用できないよね #絶景写真 #加工 #信用できない」


加工することでさらなる魅力を放つ絶景は確かにいっぱいある! アンテロープとか!

わたくしマゾ気質ではないのですが、どうせディスられるならもっと......、

――『旅人マリーシャの世界一周紀行』を「2ちゃん」風に過激にディスって!

「申し訳ありませんが、過激な内容や攻撃的な表現は使用することができません。私たちは建設的な対話とポジティブなコミュニケーションを重視しています」

ChatGPT先生、さすがネットリテラシー高いわ。

んー、じゃあ、過激なものもフィクションならいいかな?

――『旅人マリーシャの世界一周紀行』を『極◯の妻たち』風に書いてみて!

「裏社会の闇に生きる極道たち。そんな妻たちの中に、一人の旅人がいた。彼女の名前はマリーシャ。世界一周の旅に出ることを決意した。


世界一周の旅に行ってきまーす! 初々しい出発時の旅人マリーシャ

彼女の目的地は世界の果て。荷物を背負い、鞄に隠した拳銃を握りしめながら、街角で出発を告げた。妻たちの間では彼女の冒険心は異端だと言われるが、マリーシャは決して後ろを振り返らなかった。


南アフリカの喜望峰は実際、地の果て感すごい

マリーシャは危険な旅路に身を投じた。麻薬密売人、国際的な犯罪組織、裏社会の闇の住人たちが待ち受けていたが、知恵と勇気を持って次々と試練に立ち向かっていく。


バスで隣に座った現地のおじさん(ライフル所有)が見せてくれた、ホンデュラスの凶悪犯罪集団「マラス」の写真


旅人ついに牢屋に!?ではなくホンデュラスの治安が危険すぎて、鉄柵に守られたバス停併設宿から外に出れない

そんな旅は魅惑的な出会いにも満ちていた。各地の人々と接触し、彼らの生活や文化を知ることができた。


ブラジルのリオのカーニバルの子供達に囲まれてハッピー!


エチオピアのジンカ村のマーケットでバーゲンセールに参加!

旅の途中では破滅の淵に立たされることもあり、命が狙われることもある。彼女は追い詰められながらも、培った強さと頭脳を駆使し、生き残る方法を見つけなければならなかった。


パリにて。南京虫被害も場合によっては死に至る。日本でも最近流行ってるとか...。怖。

マリーシャの旅は長く険しいものだったが、彼女が一人の立派な女性へと変貌を遂げる物語だった。彼女の勇気と決意は伝説となり、その勇敢な冒険心は永遠に輝き続けるのだった」

ほおおお〜、なかなか読ませますね! それにしても旅人と極妻の生き様は似ている部分があるような。それはやっぱり「覚悟」でしょうか。

「旅人なめたらいかんぜよ!」(言いたいだけ)

ってことで伝説となった私ですが、そのわりには未だ錦を飾れずって感じ? ところで、コロナ禍以降、旅ができていない私についてChatGPT先生は、

「旅人マリーシャは、自らの旅行体験を中心にさまざまな情報を発信している日本の女性YouTuberです」

と語ってくれました。私、ユーチューバーだったのか......。

●旅人マリーシャ(旅人まりーしゃ)
平川真梨子。旅のコラムニスト。バックパッカー歴12年、125ヵ国訪問。地球5周分くらいの旅。2014年より『旅人マリーシャの世界一周紀行』を連載。
Twitter【marysha9898】
Instagram【marysha9898】
YouTube『旅人まりーしゃの世界飯 Traveler Marysha』