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先週、イタリア北部のエミリア・ロマーニャ州が豪雨に襲われ河川が氾濫、発生した洪水により甚大な被害が出ている。同週末に開催される予定だったイタリア・イモラでのF1エミリア・ロマーニャ・グランプリの開催も中止され、イタリアのメローニ首相がG7広島サミットを途中で切り上げて帰国しその対応にあたったことも報じられている。

この災害に対してF1とフェラーリは、エミリア・ロマーニャ州の地域安全・国民保護庁にそれぞれ100万ユーロを寄付し、コミュニティの支援に協力することを迅速に発表した。

F1のステファノ・ドメニカリ社長兼最高経営責任者は次のようにコメントしている。

「私はエミリア・ロマーニャ州の素晴らしい土地で生まれ育ちました。この地は歴史上、最も悲しい瞬間を何度か経験している場所です。現在、この地域のコミュニティは悲惨な状況に直面していますが、イタリア全土の多くの人々と同じく、この地域の人々の回復力と情熱が今回の危機を乗り越えることができると信じています。この困難な時期に私たちはできる限りのことをして、彼らを支援するために、私たちは現地での救援活動を支援するべく寄付を行います。F1コミュニティ全体を代表して私の思いは被災者全員に寄り添っています。救急サービスの素晴らしい活動に感謝したいと思います」

また、フェラーリのベネデット・ヴィーニャCEOも以下のとおりコメントした。

「困難な時においても、フェラーリは常にコミュニティに寄り添ってきました。私たちは、深刻な災害に見舞われているエミリア・ロマーニャ州の住民の急を要するニーズに、具体的かつ即時に対応したいと考えていました。地元当局の継続的な努力に心から感謝します。今回の支援はフェラーリ・ファミリー全体の連帯の証です」