【冬季休業OPEN】1868年に加賀藩に開湯を許される以前から、隠れ湯として地元で愛されていたと伝わる「黒薙(くろなぎ)温泉旅館」。一般の人が訪れられるようになったのは、大正中頃に電源開発用の鉄道が敷設されて以後のこと。

2023年の営業期間は、5月1日より11月22日宿泊までの予定だ。

写真:山道を20分歩いてたどりつく別天地の湯

現在も「黒薙温泉旅館」へのアクセスは黒部峡谷鉄道のトロッコ電車のみで、宇奈月駅発の最終に乗り遅れると辿り着くことができません。詳しくは、HPでしっかり確認してください。

しかも、黒薙駅でトロッコ電車を下車した後も、階段も多い山道を約20分歩くことになるので、明るいうちに到着できるよう注意が必要です。もちろんヒール靴やキャリーケースは不可。それなりの装備で出かけて欲しい!

写真:女性専用露天風呂「天女の湯」

しかし、辿り着いてみれば、まさに別天地。

「黒薙温泉旅館」の隣には毎分2000リットルの湯量豊富な源泉があり、「黒薙温泉旅館」のダイナミックな露天風呂はもちろん、内湯も源泉100%。

実は、この源泉がふもとの「宇奈月温泉郷」の湯量すべてをまかなっている。

写真:河原に隣接した広さ28畳敷相当の混浴大露天風呂「源泉(いずみ)」

時間によって趣きを変える峡谷の景観やたなびく湯けむり、清涼な空気に満天の星空と、自然に抱かれた極上の“黒薙時間”を過ごすことができるのはこの上ない幸せです。

写真:緑豊かな川岸に建つ「黒薙温泉旅館」

(情報更新:hotspring727 2023年4月 編集:Vermiliおん)

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