雪の回廊ウォークや春スキーを楽しむ人々に毎年大人気の「乗鞍岳春山バス」。便利な春山バスに乗って、エコーラインで真っ白な雪壁と春の青空のコントラストを楽しんだり、散策を楽しみながら絶景ポイントへ向かってみるのはいかがでしょうか?

写真:キラキラと光り輝く雪の回廊を走る春山バス

エコーラインで雪の回廊を楽しむ!

今年は2023年4月29日に開通する「乗鞍岳春山バス」は、1日往復5便。山頂の畳平まで行けるようになるのは2023年7月1日からですが、途中の位ヶ原山荘へは2023年4月29日から行けるようになります。

4月下旬の乗鞍岳はまだ白銀の世界。5月下旬、山頂に向けての除雪作業中にできる雪の回廊は、日本最高地点を走るエコーラインならではの豪雪地帯の産物です。

写真:白い雪の回廊と抜けるような青い空。晴れた日のお出かけは爽快そのもの

大雪渓・肩の小屋口~位ヶ原山荘前間の延伸は、除雪の状況によりますが、6月初旬予定。延長運行後に見ることができるエコーライン4号カーブは、雪壁が最も高くなる場所。

真っ白な雪壁と春の青空のコントラストが美しく、まだまだ涼しい風を感じながら迫力ある壁を見上げると、日差しに白い雪がキラキラと輝き、空に手が届きそうな爽快感が味わえます。

雪の回廊が見えるのは春山バスならでは!この時期だけの絶景を楽しみたいですね。詳しい時刻表については、公式ホームページで確認して計画を立ててみてください。

散策を楽しみながら絶景ポイントへ

甲斐駒ヶ岳や蓼科山が見える絶景ポイントへは、位ヶ原山荘から上りで徒歩10分程度。写真を撮りつつお散歩気分で散策を楽しめます。

延長運行後は、大雪渓・肩の小屋口から位ヶ原山荘までの約4kmを下り方面に歩くのがおすすめ。雪の回廊を抜けるとハイマツ地帯が広がり、槍・穂高連峰の雄姿や、遠く南アルプスや八ヶ岳連峰も望めます。

写真:空に手が届きそうな迫力にテンションが上がる

大雪渓・肩の小屋口から乗鞍高原観光センター~休暇村までの大人片道料金は1,750円、往復料金は3,400円となっており、往復乗車券の復路は、往路乗車日から7日間有効となっています。帰りのバス時間を確認してから、爽やかな春山の散策を楽しんでくださいね。

マイカーではなく電車での旅行を考えている方は、松本駅や新島々駅からもバスに乗ることができます。下記の公式ホームページで時刻や料金を確認してみてください。

写真:春山スノースポーツ、雪遊び、写真撮影などが楽しめる

散策を楽しんだら温泉も

宿の前にバス停がある「休暇村 乗鞍高原」は、地下1,300mから湧き出す自家源泉の内湯と露天風呂があり、乗鞍高原にある4つの温泉のうちの1つ、「安曇乗鞍温泉」につかることができます。

泉質は、カルシウム・マグネシウム・炭酸水素塩温泉。日帰り入浴は12:00~16:00(最終受付15:00)、入浴料金は大人800円、子ども(4才以上)400円です。

Q会員になると、日帰り入浴通常1回の大人入浴料800円が、100円割引の700円で利用可能。当日入会もOKで、興味のある方はフロントで入会できるそうです。

写真:乗鞍高原観光センター

乗鞍高原観光センターから徒歩で3分ほどのところにある日帰り温泉「乗鞍高原温泉 湯けむり館」は、乳白色の硫黄泉。

営業時間が10:00~20:30(最終受付20:00)。入浴料は大人(中学生以上)730円、子ども(3歳以上)310円。休館日はHPの休館カレンダーで確認することができます。

トレッキングや春山スポーツを楽しんだら、好みの温泉で汗を流すのもオススメですよ。

(情報更新:hotspring727 2023年4月 編集:Vermiliおん)

The post 長野・乗鞍高原温泉「乗鞍岳春山バス」雪の回廊や春山スポーツを楽しもう !4/29~6/30 first appeared on おんせんニュース.

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