山形「滑川温泉福島屋」4月28日から営業開始!200余年続く秘湯。混浴露天風呂から眺める渓流の絶景
【冬季休業OPEN】標高850m、山形県と福島県の県境に近い米沢市吾妻連峰の山間にある「滑川(なめがわ)温泉 福島屋」は自然に包まれた温かな雰囲気の一軒宿だ。200余年、14代に渡ってこの地で湯守をしているという。
2023年の営業は4月28日から始まり、11月5日の宿泊までの予定だ。

写真:ダイナミックな自然に囲まれた滑川温泉福島屋の岩露天風呂。
泉質は硫酸塩泉で、湯色が白濁から透明に変化するのが面白い。自家源泉は3つあり、加水・加温などを一切行っていない。そのため熱めの湯温となっている。

写真:混浴の内風呂。露天もいいが内風呂のしみじみとした風情もよい
露天風呂は岩風呂、桧風呂がある。特に岩風呂は前川を見下ろしながらの入浴となり、宿自慢のダイナミックな自然と一体となることが出来る湯船だ。ここまで来た甲斐があったと思わせてくれる。

写真:前川を眺めながらの岩風呂。
基本的にはどちらも混浴だが、女性専用や貸切専用になる時間もある。曜日によって時間が異なり、それぞれの時間割はHPで確認できる。内風呂は混浴と女性専用の2つがあり、こちらは時間による入替はない。
春は新緑と山菜、夏は避暑、秋は紅葉と自然の四季折々の姿を満喫できる。1泊2食付の一般的な宿泊の他、昔ながらの自炊湯治でも利用できる。

写真:紅葉の時期の滑川温泉福島屋。
自炊湯治で利用する場合は寝具のみの提供となるので、その他の必要なものは持参する必要がある。また、貸出(有料)も行なっている。

写真:渓流側の旅館部客室。秋には見事な紅葉が望める。
宿泊者限定で、電車の方のみ最寄りの峠駅から無料送迎を実施している。希望の場合は峠駅到着時間を前もって伝えることを忘れずに。また、福島~米沢間の在来線は本数が少ないので乗り継ぎ時間等を調べてから訪れた方が良さそうだ。
(情報更新:2023年4月 hotspring727)
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