ロッカー式墓地に女性閉じ込め、10時間後に救出 ブラジル
【AFP＝時事】ブラジルで狭いロッカー式墓地の中に約10時間閉じ込められていた女性（36）が救出された。警察が明らかにした。
現場は、南東部ミナスジェライス（Minas Gerais）州にある人口約4万3000人の町ビスコンデドリオブランコ（Visconde do Rio Branco）のロッカー式墓地。
3月30日にAFPの取材に応じた警察によると、ロッカー式墓地は28日に封印されたばかりだったが、周囲の真新しい血痕に職員が気付いて通報した。
警察は「ロッカー式墓地の中から助けを呼ぶ声が聞こえたため、れんがの壁を壊したところ、女性を発見して救出した。女性は頭と腕を負傷していた」としている。
女性は、前夜に閉じ込められたとみられている。
捜査当局によると、ギャングが女性の自宅に隠していた麻薬と銃がなくなったことから女性は報復の標的にされた。
女性の証言によると、自宅に夫といた際に覆面姿の男2人に襲撃されたが、夫の方は難を逃れた。警察は、20歳と22歳の容疑者2人の行方を追っている。
女性は現在も入院中だが、ニュースサイトG1によれば「快方に向かっている」という。
【翻訳編集】AFPBB News
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