【ダイソー】人気の「メスティン」でご飯炊いてみた!道具は100均グッズだけ?キャンプ以外にも使える~♡

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キャンプグッズが100均で買えちゃう時代。わたしはインドア派のため、キャンプにはあまり興味は無いのですが…揃えておくと、災害時など”いざという時”に役立ちそうと…「メスティン」(アルミ製の箱型飯ごう)を購入してみました。ちょっとお高い500円商品ですが、ご飯炊きはもちろん、おかず作りにも重宝しちゃうんだとか。その実力はいかに!?

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メスティンは、安くて優秀!

ダイソーには、数種類のメスティンが売られていましたが、わたしが購入したものは、1合用の500円商品。サイズは、8㎝×15㎝×5㎝です。



商品箱の中には、メスティン本体が1個と、ご飯の炊き方についての説明書が入っていました。メスティン本体の材質はアルミニウムで、取っ手にもなるハンドル部分は、ステンレス鋼&シリコーンゴム。

メスティンでご飯を炊くのって、難しいのかなと勝手に思っていましたが…
商品箱の横には、”火力調整いらずの半自動炊飯”と書かれていて、この言葉で、かなり挑戦へのハードルが下がりました(笑)。



火元も、DAISOで揃えられる

添付されていた、ご飯の炊き方説明書には、

・コンパクトストーブ
・アルコールバーナー
・シングルバーナー

の3種類を火元に使っての、炊き方が記載されていました。

この中で、キャンプ飯経験ゼロのわたしでも、挑戦できそうだったのが、固形燃料を熱源として使うコンパクトストーブ。

これなら、ダイソーで商品が揃えられることが分かり、この方法で炊いてみることに。
ちなみに、ダイソーでは「ミニストーブ(ちょこっとストーブ)」という商品名で売られていました。200円商品です。



四角い箱状になっていて、これをガスコンロでいう五徳のような形に組み立てていきます。

説明書通りに、両サイドを起こそうとすると…



意外と固くて、やりづらかったのですが、片方ずつこじ開けて…



なんとか、開くことができました!





この中に、固形燃料、上にメスティンを置いて、ご飯を炊いていきます。

固形燃料もダイソー商品を使いました。25g×3個で100円です。



この商品は、アルミ箔付きで火皿不要。説明書によると、上の透明フィルムを剥がさず、このフィルム部分に、直接、ライターやマッチで点火していくそう。

それでは…炊飯してみます!

火元は、ミニストーブと固形燃料があれば大丈夫ですが、吹きこぼれ対策に、「ステンレストレイ」を敷きました。こちらもダイソーで購入した、100円商品。



ご飯を炊く際には、その他、〇ライターかマッチ、〇軍手、〇タオル



あと、〇お米(白米1合)、〇水(180ml)が必要です。



材料や道具さえ揃えば、炊くのは簡単!

まず、洗った白米をメスティンに入れて、水を注ぎ、30分ほど浸水させます。計量カップがないときは、入れる水の量は、白米より1.5㎝ほど上を目安にするといいですよ。



浸水後、メスティンをミニストーブの上にのせて、フタをしめて固形燃料に火をつけ…



その後は、固形燃料の火が消えるまで、そのままに!

途中、少し吹きこぼれる時もありますが、ステンレストレイを敷いておけば、受け皿になってくれますよ。



固形燃料の火が消えたら(20分ほどで、自然と消えます)軍手をはめ、フタをしっかりと押さえながら、メスティンをひっくり返し、タオルなど厚めの布の上にのせて…



※メスティンはたいへん熱くなっているので、いぼ付きの軍手は、ゴムの部分が熱で溶ける可能性があります。綿素材のみの軍手を使ってください。

タオルで包んで、15分ほど蒸らせば出来上がり~♪



ご飯がふっくらと、炊けますよ!



何度か炊いてみましたが、ほぼほぼの確率で、底の方には、うっすらとおこげも!



おこげのおかげか、炊けたご飯は、香ばしく、せんべいが焼けたような匂いも。また、一粒一粒が立った、しゃっきりとした食感に。

お米の種類、水加減や蒸らし加減、その時の気温などで、匂いや食感には違いがあると思いますが、メスティンで炊いたご飯は、炊飯器で炊いたご飯とは、また一味違った美味しさあり!

あと片付けや携帯もラク~

加熱時に、メスティンに焦げ付きのような黒ずみがついたら、メラニンスポンジに水をつけて優しくこすると、割りと落ちますよ。新品のようにきれいにはなりませんが、焦げ付きが残っても、使い込んだ感が出て、それはそれで趣に。



また、ミニストーブは、折りたたむとメスティンにすっぽりと入り、固形燃料も収まるので、収納や持ち運びもしやすいですよ~。



ご飯炊き以外の、活用もOK

メスティンは、飯ごうとしての役割だけでなく、お鍋代わりとなり、汁物を作ることも可能だそう。
そこで、「白菜と春雨の中華スープ」を、作ってみました!

材料(1人分)
白菜…ちぎって50g
水…200ml
カニカマ…1/3本
春雨…8g
鶏がらスープの素(顆粒)…小さじ1/2

※春雨は、下茹で不要のタイプを使用。



白菜と水をメスティンに入れて…



フタをずらしてのせて、固形燃料に火をつけて…



20分ほど加熱し、白菜がしんなりとしたら、カニカマを縦に割いて入れ、春雨、鶏がらスープの素を入れて、1分ほど煮込めば…



出来上がり~♪



白菜が煮えるまで、20分ほどかかりますが、ボーッと固形燃料からの火をながめるのも、なんだか、心落ち着く時間ですよ♡



忙しい毎日の中でも、災害時などの訓練も兼ねて、メスティンを使って、ご飯炊きやお汁作り、いかがでしょう?!
道具はダイソーで手軽に揃えられるし、調理も簡単なので、興味を持った方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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