メーシーズ<M>が7年近くCEOを務めてきたジュネット氏が2024年に引退すると発表した。後任には傘下のブルーミングデールズのスプリングCEOが就任する予定。

 ジェネット氏は近年、店舗閉鎖や新しい店舗形態、人員削減、デジタル化への注力など、ポラリスと称した継続的な経営回復戦略で同社を率いてきた。同氏は1983年にエグゼクティブ・トレーニーとして同社に入社し、幹部候補生として活躍した後、2017年にCEOに就任。同氏は同性愛者であることを公表している。

 一方、スプリング氏は1987年に入社。2014年から高級チェーン店のブルーミングデールズでCEOを務め、ジェネット氏が来年引退するまでメーシーズの社長を務める。デジタル、カスタマー、マーチャンダイジング、ブランドチームを率い、ブルーミングデールズとブルーマーキュリーのブランドを監督する。

 株価は下落。

(NY時間09:39)
メーシーズ<M> 16.98(-0.30 -1.71%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美