木村(左)の2点と杉山のブロックの3連続得点で大逆転した

ワールドグランプリ岡山ラウンド◇初日◇1日◇桃太郎アリーナ
日本 3−2 ドミニカ
(25−16、18−25、25−16、15−25、16−14)

 最終セット、大逆転で勝利を掴んだドミニカ戦。厳しい試合になることを覚悟していた柳本監督は、この1勝が「選手の自信になった」とその成長を認めた。特に最終セット、14−12とマッチポイントを握られた状況で奪った13点目。大山のレシーブからの得点シーンは「みんなが待ち望んでいたプレー」と語り、ドミニカ戦が柳本ジャパンにとって、一つのターニングポイントになったと振り返った。

【柳本監督】
 戦う前からハードなゲームになると予想していた。ドミニカも注意していた。勝ててよかったと思う。選手もきっと大きな自信になったと思う。

 − 荒木について
 3週目を迎えているが、及第点。今日は、2つ心配な点があった。データを取られてきているので、本当の力を出し切れるか。それと、切れ味を維持できるか。1本のミスをしてはいけないという意識が、彼女の成長になっていると思う。

 − 今日の作戦は?
 今日に限ったことではないのですが、サーブで崩すことです。ただサーブレシーブでBキャッチが多くなっている。ブラジル戦、ロシア戦でもそうだったが、BをAに持っていくようにミーティングで話した。サーブはフロントを狙って、速攻を防ぐことが出来ていたと思う。

 − 大山について
 単調なサイド攻撃には、大山のブロックが一番効果が出ると思った。彼女は5セット目からエンジンがかかる。第5セットの13点目。大山のレシーブを、竹下が上げて、木村が決めた。みんなアレを待ち望んでいる。

 今日は競り勝ったということで、明日モチベーション高くやれる。今日の勝ちで明るい展望が開けた。

※キャッチ=サーブレシーブの俗称。「Aキャッチ」とはセッターが構える位置にピタリと返るレシーブで、「Bキャッチ」はセッターがトスを上げるために数歩、迎えに行かねばならないレシーブ。「Cキャッチ」は2段トスになってしまうレシーブ。バレーボール・ワールドグランプリ特集
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