ルバキナら順当に8強入り アンドレスクは負傷棄権 マイアミOP

【AFP=時事】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2023)は27日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第10シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は6-4、6-3でエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)を下し、マッチ連勝を11に伸ばして準々決勝進出を決めた。
BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)との連続優勝「サンシャインダブル」を目指すルバキナは、歓喜とは程遠い表情で「体力的には最高にフレッシュな状態ではないけれど、何とか自分のプレーをみつけられて満足している。準々決勝に進出できたのは素晴らしいし、もっと良いプレーができるようになりたい」とコメントした。次戦ではマルティナ・トレヴィザン(Martina Trevisan、イタリア)と対戦する。
また、第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-3、6-2で第16シードのバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)を下し、8強入りを決めた。
先月のドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2023)でクレイチコバに敗れて連勝が13で止まってたサバレンカだったが、BNPパリバ・オープンに続いて同選手から連勝を飾った。
許した1本のブレークポイントをしのぎ、サービスゲームすべてをキープして65分で勝利したサバレンカは、29日の準々決勝でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)と対戦する。
一方でビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)は左足首を負傷して車いすに乗ってコートを去ることになり、第18シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova)との一戦を途中棄権した。
リターンを試みた際に負傷したアンドレスクは痛みに耐えられず倒れ込み、治療を受けた後は涙ながらにコートを後にした。
第3シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)は6-1、7-5で第20シードのマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)に完勝し、勝ち上がりを決めた。
【翻訳編集】AFPBB News
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