【シン・TKG×ダイソー】「ふわっとバターナイフ」で卵かけご飯withふわっふわバターが爆誕した話

写真拡大 (全23枚)

冷蔵庫から出したてのバターは”固くて扱いづらい”。そんなお悩みを即解決してくれるアイテムがダイソーの「ふわっとバターナイフ」。これでバターの表面をなでると、バターを細~く長~く糸状に削り取って、フワッとした溶けやすいバターにしてくれるのだそう。しかもこの商品、ダイソーの「燕の匠の技シリーズ」なんです。金属加工の町として知られる新潟県燕市、堂々のMade in Japan。品質的にも期待出来ますね!

【100均クイズ】何だコレ⁉ダイソーの「〇〇専用」フォークです!二股で中央にまぁるい穴が…何専用?

固いバターをふんわり溶けやすく!ダイソー「ふわっとバターナイフ」とは?




ダイソー「ふわっとバターナイフ」220円
材質:ステンレス鋼
サイズ:長さ約17cm×幅(ナイフ部分)約2.3cm

横から見ると、こんな感じ。ナイフ部分が斜め上方向に角度がついているので、先の部分がお皿や机につかずにすみますね。



そして、「ふわっとバターナイフ」最大の特徴は、ナイフ部分に開けられた穴。

表面は平らですが、



裏側は突起状になっていて、どうやらこちら側でバターを削り取るようです。





持った感じは軽すぎず、重すぎず。量ってみると約33gでした。Lサイズの卵が約60gなので、卵の半分の重さということになりますね。

そして、この商品はダイソーの「燕の匠の技シリーズ」。”燕”とは、金属洋食器の生産で世界的なシェアを誇り、また、国内生産シェアも90%以上を占める金属加工の町、新潟県燕市のこと。”職人の町”としても知られる燕市で作られたカトラリーシリーズです。



金属加工のプロが作ったとあれば、ナイフの切れ味にも期待大ですね!

では、ダイソー「ふわっとバターナイフ」を実際に使ってみましょう。

ダイソー「ふわっとバターナイフ」を実際に使ってみた!



使い方は、「ふわっとバターナイフ」の突起がある面を下にして、バターに少し押し付けるようにしながら、横にスライドさせます。



すると、ナイフの穴からスルスルと細~い糸状になってバターが出てきます。包丁でも切りづらい、冷蔵庫から出したてのカチカチのバターが、こんなに細く削れるとはすごい!でも、強めにナイフを押し当てなければいけないので、力はある程度必要です。



「ふわっとバターナイフ」をバター(縦約6㎝×幅約12㎝)の上で左から右へ1回滑らせると、下の写真くらいの糸状のバターができました。



ここで問題発生。削ったバターをお皿に落とそうとしても落ちない。軽くお皿をトントンしても落ちず、バターはしっかりとナイフについたまま。どうやら箸や別のナイフでこそぎ落とすしかなさそうです。

ちょっと面倒くさいなぁ…と思いながら、「バターを削り取っては、箸でこそぎ落とす」。この作業を10回繰り返して出来たバターがこちら。箸でこそぎ落とす際、バターがギュッと集まるので、削りたてのふわふわ感は少し減少してしまいます… 残念。



それに、連続して削るのは、非力なわたしにはけっこう重労働でした。10回が限界かな。ですが、力のある方ならもっとたくさんのふわふわバターが出来るかもしれませんね。

ちなみに、10回繰り返した後の「ふわっとバターナイフ」の状態はこんな感じ。削り取ったバターを箸でこそぎ落とすときにどうしてもべったりバターがくっついてしまうんですよね。洗うの大変そう…。



削る作業を10回繰り返して出来たバターの重さを量ってみると、5gでした。塊のバター5gと比べてみるとこんな感じ。


どちらも5gのバター

「ふわっとバターナイフ」で削ったバターのほうが、ボリューム感がありますね。何かにのせて食べるとき、見た目の”満足感”も得られそうです。

では、「ふわっとバターナイフ」で削りとったバターを食べてみましょう。

そのまま食べるのはなんなので、ご飯好きのわたしは、卵かけご飯にトッピングして、”TKG with Butter”にしてみることに!実は、疲れる作業を10回も繰り返してふわふわバターを作ったのは、これがしてみたかったからなんです。食欲って貪欲ね…。

「ふわっとバターナイフ」のふわふわバターを食べてみた!

まずは、卵かけご飯、通称TKGを準備します。

白身のジュルジュルが苦手なので、温かいご飯に白身だけ混ぜて、ジュルジュル感をなくした後、中央に黄身をのせ、しょうゆをシャッとかけてTKGの準備完了。



そこに、「ふわっとバターナイフ」で削り取った、5gのふわふわバターをかけて、いただきます!ちなみにバターは無塩です。



白身をご飯と混ぜたことで、ご飯の温度がちょっと下がったようで、バターはそれほど溶けませんでした。黄身を崩して、バターと混ぜながら食べてみると…。



おお~、めちゃうまっ!塊でのせるバターと違って、卵かけご飯にまんべんなく、均一にバターの味が行き届いていて、実においしいです!



そして、バターがあまり溶けていないのがよかった!熱々のご飯にのせたら、塊のバターもスッと溶けるので、「ふわっとバターナイフ」で削り取ったバターとの違いはさほど感じないかもしれません。バターがサッと溶けないぬるめのご飯だからこそ、「ふわっとバターナイフ」で削り取ったバターのよさを感じます。

どういうことかというと、大きな塊のバターをそのまま口に入れるのは味が濃すぎて強烈ですが、細い糸状になっているバターは、口の中でバターの存在を感じた瞬間、スッと溶けるんです。固体から液体へ変化するとき、バターのクリーミーさと風味がふわっと口に広がって、これがたまらなくおいしいのです!



続いては、バターをのせて食べるといえば、やっぱりこれ、「じゃがバター」。ちなみに、本日使うじゃがいもは新じゃが。よく洗って芽を取り、皮付きのまま電子レンジで加熱することに。じゃがいもに水けがついたままラップで包んで、電子レンジ(500W)で4分加熱しました。

「じゃがバター」は、先ほどのTKGのように何回か削ったバターをまとめてのせるのではなく、「ふわっとバターナイフ」で削り取ったバターをそのままじゃがいもにつけながら食べることに。



おお~、「ふわっとバターナイフ」は”バターをつけながら食べる”ことに向いているようです。削り取ったバターをそのままじゃがいもにつけてひと口食べ、また、削り取ってつけて… と、バターを塗りたいところにピンポイントで塗れるうえ、溶けた液体状のバターと溶けてない固体のバターをそれぞれ感じながら食べることができます。



そして、つけながら食べることで、バターナイフについたバターもきれいに取れるので、多少洗いやすくなります。



冷蔵庫から出したてのカチカチのバターをふわふわに削ってくれる、ダイソー「ふわっとバターナイフ」。ぜひ使ってみてはいかがでしょう。

※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。