日本代表はWBC準決勝でメキシコにサヨナラ勝利【写真:Getty Images】

写真拡大

日本代表はWBC準決勝・メキシコ戦で村上の二塁打でサヨナラ勝ち

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いた野球日本代表「侍ジャパン」は大きな感動を呼んだ。そんな中、サヨナラ勝ちした準決勝・メキシコ戦後に両国のファン同士が抱き合い、グータッチで敬意を表す様子が話題となっている。

 モントリオールのラジオ局「CJAD800」の番組司会で元モントリオール・エクスポズPR担当エリアス・マコス氏は「試合が終わってだいぶ経つが、マイアミの球場の外ではまだ大騒ぎ。戦いの後、メキシコ人ファンと日本人ファンが抱き合ったりグータッチをして敬意を表し合っている。野球にとってなんという夜だ」と感銘を受けた様子だった。

 メキシコ戦で侍ジャパンは0-3の7回に吉田正尚外野手(レッドソックス)が起死回生の同点3ラン。8回に2点を勝ち越されるも、直後に山川穂高内野手(西武)の犠飛で1点差とすると、9回無死一、二塁から不振に苦しんだ村上宗隆内野手(ヤクルト)がサヨナラ二塁打で劇的勝利を飾った。大興奮の中でも帽子を取ってお辞儀するナインの紳士的な様子は注目を浴びていたが、ファン同士にも“スポーツマンシップ”があった。(Full-Count編集部)