テニス、マイアミ・オープン、男子シングルス2回戦。ガッツポーズをするダニエル太郎(2023年3月24日撮影)。(c)Tim Nwachukwu/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2023)は24日、男子シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)のダニエル太郎(Taro Daniel)が大会第13シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)を6-0、6-4で撃破し、3回戦に進出した。

 ダニエルにとっては、メキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2023)で世界4位のキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)で強豪マッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)を倒したのに続く金星となった。

 ズベレフはBNPパリバ・オープンでベスト16に入るなど足首のけがから順調に復帰していたが、ストレート負けで今大会を後にすることになった。

 第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-0、6-2でファクンド・バグニス(Facundo Bagnis、アルゼンチン)を一蹴し、大会連覇に向けて好発進。前週はBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)も制しており、同大会とマイアミ・オープンを同一シーズンに連続優勝する「サンシャインダブル」も見据えている。

 世界1位の座を維持するためにも今大会で優勝する必要があるアルカラスは次戦、ドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)と対戦する。

 その他では、第3シードのルードと第6シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)、第7シードのホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)らも、それぞれストレート勝ちで3回戦に駒を進めた。

【翻訳編集】AFPBB News

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