【日本代表レポート】森保一監督 ウルグアイ戦は4バックで三笘先発
23日、日本代表の森保一監督はウルグアイ戦前日の記者会見で、試合では4-2-3-1を使い、三笘薫を先発させると明言した。
日本代表は2022年カタールワールドカップ直前まで4-2-3-1または4-3-3(4-1-4-1)を使用。初戦のドイツ戦でも4バックで臨んだが、前半機能しなかったためその後は3バックを基本に戦った。
森保監督は、ドイツ、スペインを破る原動力になった3バックから従来の4バックに戻し、ボールを保持して主導権を握る戦いに戻す。
「これまで我々がやってきた 戦術的なオプションであったり、試合中の状況によって、どう戦うというオプションの積み上げは、しっかり持ちながらも、これからのことを作っていけるようにしたい」
ただし、「同じことをやるにしても、新しいものを作るという。気持ちを忘れずに、しっかり確認作業をしながら、選手間でもなんとなくこれまでどおりで、ということではなくて、もう1度絵を合わせてもらう、チーム全体でまた新たなものを作るということを忘れてはいけない」と新たなシステムを作るつもりで挑むとした。
また、三笘については先発を明言。
監督は「ワールドカップの時に力がないからサブであったわけではなくて、彼はワールドカップの時点でも先発でできるだけの力はあったと思います。ただ、大会に入ってくる時の彼のコンディションが100パーセントではなかった」と大会前の負傷が影響していたことを明かしつつ、「三笘も明日先発で使う予定にしております」と断言した。
【文:森雅史/日本蹴球合同会社】