【日本代表レポート】ベテランストライカーという立場になった浅野拓磨の危機感
21日、日本代表は全員が合流した。ただし、久保建英は陰性判定が出なかったため念のため宿舎で自主隔離して練習には参加しなかった。また前田大然は直前のリーグ戦で打撲したため、別メニューで調整している。
練習後、浅野拓磨が取材に応じ、自分の立場について複雑な心境を語った。
今回のメンバー若返りの中で、浅野はチームに留まることが出来た。今回の選手リストを見て、「(フィールドプレーヤーとしては)年齢的には2番目なんで、ちょっとびっくりしました」と驚いたという。ベテランとして「今まで先輩たちが見せてくれたものを自分も見せていけたらいいと思います」とも語る。
そして「いい選手たちが下からどんどん入ってくる」「若い選手を見て、たくさん得るものあると日頃から思ってる」と謙虚な姿勢をみせた。
だが、だからこそ「負けてられないなという気持ちのほうが強い」。ではどうすれば日本代表で生き残れるか。
「簡単に言えば結果」「1番大事なのは、やっぱりゴールという結果。ゴールにどれだけ絡めてるか、どれだけ決められるか」
浅野は「代表に1回でも多く生き残れるように、次のワールドカップも戦えるように、成長目指してしてやっていくしかない」と決意を新たにしている。
【文:森雅史/日本蹴球合同会社】