侍ジャパン・大谷翔平【写真:ロイター】

写真拡大

3点を追う6回先頭で出塁…一塁上で見せた“ここからだぞ!”

 野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手が(エンゼルス)が20日(日本時間21日)、珍しく気持ちを爆発させて劣勢のチームを奮い立たせた。第5回ワールド・ベースボール・クラシックの準決勝・メキシコ戦(ローンデポ・パーク)。左前打で出塁すると、「ここからだぞっ!」と言わんばかりに両手を上げてベンチにアピール。ファンからは「こんな感情出す大谷初めて見た」と驚きの声が上がった。

 3点を追う6回。重たい空気が充満する中で、なんとか状況を一変しようと闘志が溢れ出た。先頭の大谷は3球目を左前に弾き返すと、大きなリアクションでガッツボーズ。チームメートたちを煽るように吠えた。得点には繋がらなかったものの、中心メンバーとして見せた献身だった。

 あまり打者として大きな感情表現をしない二刀流なだけに、SNSは一同に驚き。「この人は諦めてないのがめちゃくちゃ伝わってくる」「こんな高ぶっている大谷翔平投手珍しい!」などのコメントで溢れていた。(Full-Count編集部)