佐々木朗希、衝撃の164km奪三振に米メディア早くも騒然「全盛期のデグロムよりエグい」

WBC準決勝・日本―メキシコ戦

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表は20日（日本時間21日）、米マイアミのローンデポ・パークで行われた準決勝でメキシコと対戦。先発の佐々木朗希投手（ロッテ）が初回にこのイニング最速の102マイル（約164キロ）で空振り三振を奪った。

　令和の怪物が圧巻の立ち上がりを演じた。佐々木は第1球から100マイル（約161キロ）を記録すると、アロサレーナに対し、カウント2-2から5球目にど真ん中にストレートを投じた。球速は102マイル（約164キロ）。バットはボールの下を通り、空振り三振だ。続くベルドゥーゴを直球で左飛に打ち取ると、メネセスはフォークで空振り三振。球場は日本のファン以外からも喝采が上がった。

　ツイッター上では早くも米メディアから驚きの声が上がった。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門アカウントは「102マイル（約164キロ）。ロウキ・ササキは今夜ふざけたりしない」と速報し、米スポーツメディア「バースツールスポーツ」の野球専門アカウントは「ロウキ・ササキが見たことないほど楽々と102マイルを投げる」は衝撃を記した。

　米紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者は「初球で101マイル（約162キロ）を投げた日本のスターのロウキ・ササキに、スカウトセクションの全ての目が注がれている」と早くもメジャー関係者の熱視線が注がれていると注目した。米専門誌「ベースボール・アメリカ」のJJ・クーパー記者も「ササキの1回の投球を説明しろと聞かれたら、自分なら、全盛期のデグロムのもう少しエグいレベルだと応える」と評した。

（THE ANSWER編集部）