“イタリア・ダービー”勝利も…決勝点直前にハンド? ユーヴェ指揮官は反論「私を怒らせないで」

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 19日にセリエA第27節が行われ、インテルとユヴェントスが対戦。ユヴェントスが敵地『ジュゼッペ・メアッツァ』で1−0と完封勝利を収めた。

 通算180回目の“イタリア・ダービー”、唯一のゴールが決まったのは前半23分だった。フランス代表MFアドリアン・ラビオからパスを受けたセルビア代表MFフィリップ・コスティッチがペナルティエリア内左から低い弾道のシュートを突き刺し、ユヴェントスが先制に成功。空中にあるボールを収めた際、ラビオがハンドを犯しているようにも見えたが、最終的にゴールが認められた。

 ユヴェントスは、コスティッチのゴールを守り切って“ウノゼロ”で勝利。“イタリア・ダービー”のシーズンダブルを達成するとともに、公式戦4連勝を達成した。

 試合後、ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督がインタビューに対応。「決勝点の場面でラビオにハンドがあったのでは?」という趣旨の質問を受けると、次のように過去のエピソードを交えつつ反論した。

「今夜のレフェリングは簡単ではなかったと思う。審判の話ではなく、サッカーの話をしよう。(2017年10月1日のセリエA第7節)アタランタ戦では、VARで(元スイス代表DFステファン・)リヒトシュタイナーにファウルがあったとしてゴールが取り消され、私は『VARが客観的になれば問題だ』と言った。(2022年9月11日の第6節)サレルニターナ戦の時は客観的なエピソードだったと思う(VARの結果、ユヴェントスのポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクの逆転弾がオフサイドにより取り消しとなった)。今夜は主観的なケースであり、我々は論争を起こさなかった。審判について語らない方が、結果的により審判を助けることができる。あなたの質問には悪意がある。私を怒らせないでくれ」