出川哲朗

写真拡大

 3月8日に放送された、TBS『水曜日のダウンタウン』の内容が「ひどすぎる」と物議を醸した。

 問題となったのは「砂かけババア、部屋に出たら最悪説」というもので、タイトルの通り有名な妖怪・砂かけババアが若手芸人の部屋に登場。手に持った大量の砂を部屋の中にぶちまけて帰るというもので、被害に遭った芸人達は目に涙を浮かべて「最悪だ!」と叫んでいた。

 ​>>【放送事故伝説】27時間テレビでアナウンサーが号泣? スポンサーの神対応が後日明かされる<<​​​

 「部屋の中に砂」が最悪な状況なのは誰もが想像付くため、本企画は放送後「芸人がかわいそう」「原状復帰不可能だろこれ」と問題になったのだ。

 だが、一昔前のバラエティ番組では「砂かけババア部屋に出たら最悪説」よりさらに「最悪」なドッキリ企画が放送されていた。

 これは、TBSの番組「ジャングルTV〜タモリの法則〜」(1994年〜2002年)にて出川哲朗にかけられたドッキリである。90年代後半、出川は当時ハワイにハマっており、長い休みがあれば必ずハワイへバカンスを楽しんでいたという。

 「そんなに好きならば」と、出演者のタモリとナインティナインは出川の当時住んでいた部屋の荷物を全て処分し、代わりに床に本物のハワイの砂を敷き詰め、真ん中にはシーサイドベッド、岩を設置。さらに床には生きた蟹を放って出川の帰りを待つことになった。

 出川が帰って来ると、部屋は完全にハワイビーチとなっており、さすがの出川は呆然と立ち尽くし、何もリアクションが取れなかったという。出川自身も「一番衝撃を受けたドッキリかもしれない」と当時の記憶を振り返っており、決して忘れられないトラウマになっているようだ。

 なお、出川の部屋がその後、元通りになったのかは不明である。