『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』侍ジャパンの大谷翔平選手 (C)ORICON NewS inc.

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 野球日本代表・侍ジャパンのダルビッシュ有投手が18日までに、元プロ野球選手・高木豊さんのYouTubeチャンネルの動画に出演し、『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』出場を決意した経緯などを語った。

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 ダルビッシュは、WBC出場に至った経緯を問われ「最初はそこまで頭になったんですよ。(代表に)呼んでもらえるとは思っていなかったですし」と本音を吐露。栗山英樹監督が米サンディエゴを訪れたそうだが、やはり頭にあったのは家族のこと。「家庭を回すっていうときの自分の戦力を考えるとすごく痛いんですよ…。オフシーズンは50/50でやってるので、自分が抜けてしまったときの戦力ダウンと妻の不安とかいろいろ考えて天秤にかけた時に行けないなっていうのは正直あった」という。

 しかし、栗山監督が訪問した後に、大谷からLINEがあったそうで「大谷くんが優勝したいっていうのがすごく僕は伝わってきてた。あれだけ活躍しててほとんど全てのものを手に入れてる状態の大谷くんが、まだこのシーズンに関係ないWBCでも優勝したいと思うその気持ちがちょっと前向きにさせていった」とし、大谷の思いが自身の背中を押したと語った。

 またWBCに臨むにあたり「その時はまだ契約していなかったので、WBCに出るんだったらこの1年で終わってもいいかなと思っていた」と告白。「もう本当に最後の力、『ちょっとでも何か』というところはあった」と明かした。