栗山監督のインタビュー中に会話を交わす大谷翔平とデビッド・フレッチャー【写真:荒川祐史】

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「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」準々決勝

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表・侍ジャパンは16日、東京ドームで行われた準々決勝・イタリア戦に9-3で勝利。5大会連続の4強進出を決めた。試合後の栗山監督の場内インタビューで珍事が発生。エンゼルスで同僚の大谷翔平投手とデビッド・フレッチャー内野手が記念撮影をしていたのに気付き、栗山監督が場を譲ったため、インタビューが約50秒間ほど中断となった。

 栗山監督が苦笑いを浮かべた。勝利後に場内インタビューに臨み、「なかなか多くの野球ファンの皆さんが球場に来られない時期が続いたけど、野球が戻ってきたんだという感じがしています。(打線は)長い間、戦っていると……」と話していたが、突然コメントをやめた。

 視線の先には、大谷とフレッチャーがいた。2人で話をしていたところ、周りにカメラが集まってしまい、記念撮影をすることに。多数のフラッシュがたかれ、栗山監督がそれに気付いて場を譲ってあげたようだ。インタビューは約50秒間中断となった。

 笑顔の栗山監督だったが、その後「喋らせてもらいます」と無事インタビューが再開。最後は「最初にチームを作った時に言ったように、日本の大先輩、野球を作ってくれた方の思いを持ちながら戦いたいと思った。野球が発展するには、米国でやっている選手に勝たないと前に進まない。ぜひ勝ちきれるように頑張りたい」などと意気込んだ。

(THE ANSWER編集部)