10代の妊婦を追うリアリティ番組『16歳での妊娠 〜16 & Pregnant』で知られる、ファラ・アブラハム(31歳)。ファラが17歳の時に出産した娘ソフィアは、現在14歳に。お互いのことをSNSに載せ合う仲良し親子である一方で、世間の注目を浴びながらの育児ということもあり、母親であるファラは定期的にその教育方針について批判されることも。

そんなファラが先日、14歳の誕生日を迎えた娘ソフィアの希望でピアスを開けたことを公表したところ、賛否両論の声が寄せられることに。

誕生日プレゼントに親子でピアスサロンへ

先月、14歳の誕生日を迎えたソフィア。誕生日プレゼントとして「ピアスの穴を開けること」を希望していたため、ファラはこれを許可し、親子でピアスサロンへ向かうことに。

そして、耳や唇など合計6カ所のピアス穴を開けている様子をSNSに投稿したところ、批判的なコメントが多数寄せられたという。

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「穴開けパーティ! 6ヶ所だよ。でも、今日はケーキは食べられないかな?」

コメント数が2000件を超えた同投稿には、「14歳にこの量のピアスは多すぎる」、「私は18歳になるまでピアスは許されなかった。厳しく育ててくれた親に感謝している」といった子どもがピアスすること自体への反対意見や、「ピアスの穴は、たしかにいつか塞がるし完全に治る。(中略)子どもをサポートすることには大賛成だけれど、超えてはいけない一線はどこにあるの?」、「彼女に必要なのは“親友”じゃなくて“母親”」、「ピアスをさせたりメイクをさせるんじゃなくて、セラピーに連れていくべき」などといった厳しい声も。

一方で、「娘は同い年で、同じくピアスにハマっている。後戻りできないようなことをされるよりは良いと思っている」、「ファンではないけれど、ソフィアの自己表現を応援していることは素敵だと思う」、「私も母親だけど、プロのもとで衛生的な環境でピアスを開けさせた方が、何もわかっていない友達と開け合うよりずっと良い。ピアスを開けることは、この世の終わりじゃない」、「母親に隠れて何かするような子じゃないだけ良い」といった、好意的なコメントも寄せられている。

これらの反応を受け、自身の教育方針について明かしたファラ。

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「私の子育てを批判する人たちへ。私もあなたたちと同じように考えていた時期があったので、遠慮なく言っていただいて大丈夫です。私は、娘の教育において許せないことははっきりと線引きしています。今の10代の子たちが必要なのは、他人からの思いやりなんです」
「もちろん、次のようなことを許さないことも大事です。飲酒(ソフィアの父親は未成年での飲酒運転事故で亡くなりました)、銀行口座を作ることもできないのに性行為を行うこと(私が妊娠した時は、世の中についてや健康、それに未成年のセックスに対する批判に無知でした)、命を落とす可能性のある薬物を試すこと(何人もの若者を10代で亡くしましたか?)」
「ソフィアは自らの健康やセルフラブ、メンタルヘルス、性教育、薬物について、また障害を持つアメリカ人法に基づく教育を学んでいるところです。行動に移す前に勉強をすることが大切だと思っています。今後の人生へ備えられるようにね」

<TMZ>へのインタビューでは、自分自身について学んでいる時期であるソフィアのために、専門家が安全だと考える数のピアス穴だけ開けてくれたことを明かしているファラ。また、誕生日という特別な日についてもこのように話している。

「誕生日には、自分を愛することを大切にするように教えています。(ADHDや不安障害を抱える)娘は今、健康と向き合っていて、私は娘を誇りに思っています」

この投稿には、娘であるソフィア自身が「最高のママなんだから、気にしないで」とコメントを残している。