カシオ計算機は2月21日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、8角形(オクタゴン)ベゼルのフルメタルモデル「GM-B2100GD-9A」を発表した。3月10日に発売し、価格は80,300円。

「GM-B2100GD-9A」。イエローゴールドのG-SHOCKは一見すると派手に感じるかもしれないが、落ち着いたトーンのGM-B2100GD-9Aは身に着けやすい(実機写真:青木淳一)

ベースとなる「2100」シリーズは、アナログ針とデジタル表示窓のコンビネーションモデル。G-SHOCK初号機のエッセンスを現代風にアレンジしたとされ、2019年の発売以来、特徴的な8角形ベゼルやシンプルで薄型のケースなどが支持を集め、近年の大ヒットシリーズとなった。

加えて2022年8月には、2100シリーズをフルメタル化したGM-B2100シリーズを投入。ベゼル、バンド、スクリューバックケースにステンレス素材を用い、こちらもヒットを飛ばしている。

GM-B2100GD-9Aの文字板。インデックスや時分針の差し色がコントラストと立体感を出している

今回のGM-B2100GD-9Aは、このGM-B2100シリーズのカラーバリエーションとなる新色。ベゼルとバンドだけでなく、サイドボタンやビスといった細かい部分にもイエローゴールドIPを施している点が見どころだ。ブラックをベースにした文字板は、差し色としてインデックスや時分針にイエローゴールドと同じ系統のカラーを採用した。

あわせて、ベゼル天面やバンドにはヘアライン加工、ベゼルの斜面にはミラー加工といったように仕上げを使い分け、メタル(ステンレス素材)の美しい質感を高めたとしている。