4年に一度・32チーム制となるクラブW杯について、変革初年度となる25年大会の欧州出場チーム決定方法をイギリスの『タイムズ』が伝えている。

 国際サッカー連盟(FIFA)は14日の理事会で、25年大会の各大陸出場枠数を決定。開催国とオセアニアが1、アジア、アフリカ、北中米カリブ海がそれぞれ4、南米が6となり、ヨーロッパは最大の12枠が設定された。

 同メディアによると、21-22シーズンから24-25シーズンまでのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を優勝した4チームとUEFAクラブランキング上位8チームに出場権が与えられる見込みだという。それぞれ各国2枠までの制限が設けられ、1つの国からは最大4チームが出場するようだ。

 この方式が確定した場合、21-22シーズンの欧州王者で今月開催されたクラブW杯を制覇したレアル・マドリーは出場が決定的となる。

 UEFAクラブランキングは直近5シーズンのUEFA主催大会における成績を用いて決められる。現在のUEFAクラブランキング上位15クラブは以下の通り。

1位: バイエルン(ドイツ)

2位: マンチェスター・シティ(イングランド)

3位: リバプール(イングランド)

4位: チェルシー(イングランド)

5位: パリSG(フランス)

6位: レアル・マドリー(スペイン)

7位: バルセロナ(スペイン)

8位: マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)

9位: ユベントス(イタリア)

10位: アヤックス(オランダ)

11位: ドルトムント(ドイツ)

12位: アトレティコ・マドリー(スペイン)

13位: ローマ(イタリア)

14位: ライプツィヒ(ドイツ)

15位: インテル(イタリア)