西浦颯大氏のツイッター(@nishiura_hayato)より

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2021年に引退した元オリックス・バファローズ外野手、西浦颯大氏(23)が23年2月14日、誹謗中傷のダイレクトメッセージ(DM)を受けたことを明かし、憤りを露わにした。

西浦氏は巨人選手の練習風景を伝えたスポーツ紙の投稿に反応し「意味のない練習にしか見えない」と苦言を呈しており、賛否の声があがっていた。

「これは言い過ぎだろ!」

西浦氏は2017年のドラフト会議でオリックスから6位指名を受けて入団した元プロ野球選手だ。将来を期待された外野手だったが、2020年に国指定の難病である両側特発性大腿骨頭壊死症の診断を受け、2021年に現役を引退した。現在はSNSで発信を続けているほか、大阪市でバーを営んでいる。

西浦氏は10日、巨人の若手・岸田行倫捕手がひたすらトスバッティングをする練習風景を伝えたスポーツ紙の投稿に反応し、「意味のない練習にしか見えない 量より質 100回適当に振るくらいなら10回本気で振った方がよっぽど自分の為になる やらされる練習が一番意味ない 自分で考えてやらないと。上からすみません」と苦言を呈していた。賛否の声が寄せられ、否定的なリプライの中には、西浦氏自身や難病を揶揄する誹謗中傷めいたものもあった。

こうした中で西浦氏は14日、「これは言い過ぎだろ! 訴えないとでも思ってんのか!」として、自身に寄せられたDMのスクリーンショットを公開した。DMは「なにいきがってんだくそガキん?」「活躍してからほざけZ世代は頭からっぽか 病気に選ばれておめでとうございます」などとする文面で、差別用語を使った誹謗中傷もあり、煽るように顔文字・絵文字も散りばめられていた。

度を越した内容に、「これはアウトっていうか退場っていうか永久追放ですね」「言葉失ったわ 酷すぎる」「訴えていいと思います!」といった反応が寄せられている。

西浦氏は14日未明にも「めちゃくちゃDMくる笑」としていた。