劇的弾を叩き込み、チームメイトに揉みくちゃにされる三笘。(C)Getty Images

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 現地時間2月4日に開催されたプレミアリーグ第22節で、三笘薫を擁する7位のブライトンは、降格圏の19位に沈むボーンマスとホームで対戦した。

 出場した直近の6試合で4ゴールを挙げている三笘は、主戦場の左サイドハーフに入り、公式戦8試合連続で先発。今冬の移籍を嘆願しながら、結局は残留となったカイセドは、ベンチスタートとなった。

 好調のブライトンは13分に、ショートカウンターを発動。ユニオンSGでも三笘と共闘していたウンダフが、ゴール至近距離から立て続けに3度シュートを放つも、ポストに阻まれるなどし、いずれもモノにできない。

 それまで人数をかけた徹底マークに遭い、前を向けずにいた日本代表MFには、35分に見せ場が到来。ペナルティエリア深くでボールを持つと、鋭い切り返しで相手をかわし、高速クロスを上げるが、得点には繋がらない。

 三笘はさらに44分には、エリア左端で切り替えした後に右足を一閃。しかし、相手のブロックに阻まれる。
 
 ブライトンは69%の支配率を記録したものの、思うように攻撃をさせてもらえず。スコアレスで折り返すと、後半開始早々に三笘が右アウトサイドで、意表を突いたラストパスをエリア内に送り込むが、ウンダフが触る寸前でGKネトにキャッチされる。

 1点が遠いホームチームは、57分に2枚替えを敢行し、注目のカイセドと、サルミエントを投入する。これにより、新たにピッチに入ったその2人と、先発のエストゥピニャンを合わせ、エクアドル代表が3人同時にプレーすることになった。

 その後はオープンな展開となるなか、カウンターなどからチャンスを作るが、ボーンマスの堅守は崩せない。

 それでも87分、三笘が直近のリバプール戦に続き、土壇場でまたしても大仕事をやってのける。左サイドからのクロスに上手くヘッドで合わせ、ゴールに叩き込んだ。絶好調の背番号22はこれで公式戦3試合連発となった。

 試合はこのまま1−0でタイムアップ。三笘の値千金弾でブライトンが劇的勝利を収めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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