まだ10代だったキーラ - 写真は2003年撮影
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 3日、日本テレビ系「金曜ロードショー」で、人気シリーズ第3作『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007)が放送される。2003年にシリーズが始まってから今年で20年、ヒロインを演じたキーラ・ナイトレイの現在を紹介したい。

 キーラは1985年3月26日生まれの現在37歳。『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)でナタリー・ポートマン演じるアミダラ女王の影武者役を務めたことでも知られ、『パイレーツ』シリーズのエリザベス・スワン役で一気にブレイク。第1作と同時期の『ラブ・アクチュアリー』(2003)も印象的だった。

 シリーズ第4作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』(2011)には出演しなかったが、第5作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)では出演シーンはわずかながら復帰。一方、『プライドと偏見』(2005)でアカデミー賞主演女優賞、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)で同助演女優賞にノミネートされるなど、演技面も評価を受けた。

 そのほか、日本でもドラマ化されたカズオ・イシグロ原作の『わたしを離さないで』(2010)、鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督の『危険なメソッド』(2011)、キュートな歌声を披露した『はじまりのうた』(2013)、ウィル・スミス、ケイト・ウィンスレットら豪華共演の『素晴らしきかな、人生』(2016)、ディズニーのファンタジー映画『くるみ割り人形と秘密の王国』(2018)など幅広い作品で活躍を続けている。

 2007年には日本・カナダ・イタリアなどの合作映画『シルク』(2007)に出演したことも。同作には日本から役所広司、芦名星さん、中谷美紀、國村隼、本郷奏多らが参加した。また、昨年11月に日本公開された『サイレント・ナイト』(2021)では、『パイレーツ』シリーズのジョニー・デップの娘であるリリー=ローズ・デップと共演を果たした。

 私生活では2013年にミュージシャンのジェイムズ・ライトンと結婚し、2人の娘がいる。(編集部・中山雄一朗)