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●調査内容:『クラシエフーズ』より発売中の「大人のねるねるねるね」。どのあたりが大人味なのか。子どもの頃に楽しんだあの感覚を取り戻すことができるのか検証してみた。

 子どもの頃大好きだったお菓子。大人になった今でも、思わず目で追ってしまうあのお菓子。気恥ずかしくて手に取る機会はありませんでしたが、「大人も楽しんでいい」というコピーに惹かれてお迎えしました。

「大人のねるねるねるね」194円

 これを考えた『クラシエフーズ』の開発者様、ありがとうございます。子どもには「これ、わたしの?」と問われましたが、自信を持って「ママの」と答えました。大人気なかったでしょうか。

「ねるねるねるね」は、1986年誕生の泣く子も黙るロングセラー商品。魔女が出てくるCMが懐かしいですよね(年齢ばれる?)。用意するのは少量の水だけ。実験のように作れる知育菓子で、一応ソフトキャンディのジャンルに入るようですが、ふわふわトロトロの甘い何かという唯一無二感も魅力ですね。

大人が楽しい! 香り高い! こだわりの素材を使った「大人のねるねるねるね」

 この「大人のねるねるねるね」では、なんとコンコード種の赤ぶどう果汁、シャルドネ種の白ぶどう果汁入り。ソムリエが「ねるねるねるね」に合うワインを赤・白それぞれの代表的な品種の中から、ニュージーランド産赤ワイン「ピノ・ノワール」種のアロマ成分と、フランス産白ワイン「ゲヴュルツトラミネール」種のアロマ成分を配合した、こだわりの一品なのです。

 まずは1の粉から入れていきます。白ぶどうねるねるは酸味があって爽やかな香り。確かに子ども向けの菓子にはない、大人っぽい香りです。赤ぶどうねるねるも引き続き、ねるねるしていきましょう。

 ねるねるは水の量が重要で、多すぎても少なすぎても失敗のもと。水道から直接水を汲むより、カップの中の水をすくって入れるほうがやりやすいですね。

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 ジャリジャリという粒感がなくなるまでよーくまぜたら、2の粉を投入! 一気にスパートをかけます。ふわっふわになったら、トッピングをふりかけて完成です。

 わ~、かわいい。作るまでが本当に楽しく、年甲斐もなく夢中になりました。たしかに甘さ控えめ! その分、酸味がきいていて、後味すっきりしています。従来品と比べるとふわふわ、トロトロ感もアップしている気がします。

 トッピングがシュワッと微発泡するタイプで、振りかけるとスパークリングワイン感が出るのがおもしろいですね。大人の癒やしグッズとして、ぜひお試しを。

調査結果

「大人のねるねるねるね」の味は甘さ控えめで、香りにこだわりがありました。大人が作っても楽しく、没入感があって癒されますよ。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

大人のねるねるねるね

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