ファン・ヒンケルがチェルシー移籍以来9年半ぶりにフィテッセに復帰…PSVから完全移籍加入

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フィテッセは1日、PSVの元オランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケル(30)を完全移籍で獲得したことを発表した。

契約期間は2024年夏までの1年半となる。

ファン・ヒンケルは2010年7月にフィテッセのファーストチームに昇格。そこで名を挙げると、2013年夏にチェルシーへと完全移籍する。

しかし、選手層の厚さに出番がなく、長きにわたるレンタル生活を強いられ、ミラン、ストーク・シティへのレンタル移籍を経験。PSVには3度もレンタル移籍をした。

さらに、ケガの影響もありチェルシーでは戦力として稼働できず、たった4試合の出場に終わることに。2021年7月にはPSVに完全移籍を果たしていた。

2021-22シーズンはエールディビジで23試合に出場し1ゴール1アシストを記録するなど、公式戦38試合で2ゴール3アシストを記録。しかし、今シーズンはここまで4試合の出場に終わっていた。

9年半ぶりに古巣へと戻ったファン・ヒンケルはクラブを通じてコメントしている。

「このクラブは、サッカー選手として、そして人として、僕を育ててくれた。今戻ってくるのは素晴らしいことだ」

「フィテッセの現在のテクニカルスタッフも含めて、昔がよみがえっているような気がする。サポーターとアーネムの人々がクラブを誇りに思うようにしたいと考えている。もちろん、それに貢献したい」